これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

認知症が進むと数字は。。。。。

おばあちゃんの息子の年が75歳だとすると・・・ うちのおばあちゃんは11月の誕生日で83歳になった。が、年齢を聞くと、72歳だといつも答える。それより上になることはない。70歳、65歳と言うことはあっても。 ふだんは土曜日におばあちゃんの老…

糖尿病→認知症、長寿遺伝子の関係。。。。。

加齢とともに長寿遺伝子「サーチュイン」が減るそうだ。 群馬大の研究で、中年太りのメカニズムが検証された(昨日の日経夕刊による)のだが、脳のサーチュイン遺伝子を増やすと肥満やメタボが抑えられるらしい。 加齢によりサーチュイン遺伝子が減ることは…

認知症で「うつ病」になると。。。。。

「うつ病」でも老化が促進されるらしい。 オランダのアムステルダム自由大学で、うつ病を患ったことがある人と経験のない人を含めた2400人の血液を検査したそうだ。細胞レベルでの老化の加速を調べると、 うつ病だった人の“テロメア”は普通より短くなってい…

認知症と老化の進行速度は。。。。。

認知症の人は老化が早いらしい。 認知症の原因はいまだに明確ではないが、大まかに言えば「脳や血管の老化」であることは明白だ。糖尿病などの生活習慣病の患者がなりやすいことからも言える。 認知症について検索していたら次のようなことが出てきて「やは…

認知症の介護、他人だと思えば。。。。。

「親だから」会いたくない、ということもある。 認知症の人の介護は「他人」のほうが気がラクだ。 どんなに狂っていても「他人」なら「かわいそうに」ですむ。 その場限りで、自分の家に帰ってきたころには忘れることもできる。 親の場合は違う。「その場」…

介護の経験を伝えること。。。。。

介護でも何でも、経験から得たものを伝えてもらうと、たすかる。 普通のお見舞いなら、午後二時から四時ぐらいまでに行く。食事時間を避けるために。が、親を見舞うときは食事時間に行くべきだ。でないと意味が半減する。 親が入院した時、近所の年配の方に…

脱水による脳障害と認知症と。。。。。

冬も脱水、脱水症に気をつけねばならない。 夕方からあと、この時間が特に要注意だ。近所の消防署救急隊員の人が言っていたのだが、救急要請は夕食後から九時ぐらいまでに集中しているそうだ。 老人はのどが渇きにくい。渇いていたとしても、それに気がつか…

要介護5、胃ろうで寝たきりで、介護費用は。。。。。

介護度が重度になると費用の負担も重くなる。 当然ながら介護保険の自己負担分が増える。が、これは一割負担の場合はそう変わらない。将来的に三割負担になると差が大きくなり、ズシッとこたえるだろう。 介護の不安の中でも、費用面の不安はいつも消えない…

認知症家族への働きかけは。。。。。

「ひとりで悩んでいませんか?」というチラシが入っていた。 家の郵便受けに、「認知症のご家族のこと、ひとりで悩んでいませんか?」と題する、大手の「介護保険外サービス」広告チラシが入っていた。前回と文面が違う。 「あなたのお悩み」として、あげら…

認知症のパッシングケア。。。。。

パッシングケアというのがあるそうだ。 近所の大学で「認知症の人とのコミュニケーション」という講座がある。そこの学生に聞いたのだが、パッシングケアについて寸劇を行ってみて討論しているそうだ。 教育学でも使われているらしいが、認知症の人の問題行…

寝たきりの親を見て思うこと。。。。。

要介護5、寝たきりになって四ヶ月が過ぎた。 今までの六年間も、おばあちゃんは「ほとんど寝たきり」だったが、全く立ち上がることがないのとは違う。食事とトイレの時はベッドを離れていたわけだから。 老人マンションには豪華なレストランが付いているけ…

親が認知症になってわかったこと。。。。。。

認知症を知ることは、人間を知ることだ。 脳が少しづつ壊れていく様子を見ていくと、脳の成り立ちがわかる。壊れた機械を分解してみて、「そうか、こうなってたんだ」とそのメカニズムがわかるのと同じだ。 親が認知症になって苦労ばかりで何も得ることはな…

「お節介士」さん、来てくれたらいいのに。。。。。

「お節介士養成講座」があるそうだ。 堺市(大阪府)のNPOで、「認知症の人を介護している家族」を援助する人を増やそうと「お節介士」を養成しているとか。先日新聞で読んだのだが。 介護保険制度だけでは不十分で、家族がギリギリの所で耐えしのんでい…

認知症のご家族を介護されている方へ、というチラシ

介護保険外の介護サービスも可能だ、お金さえあれば。 「認知症のご家族を介護されている方へ」というチラシが家のポストに入っていた。大手の家政婦派遣会社のもので、「認知症専門サービス」まで進出してきたようだ。 スタッフは「認知症特有の症状への対…

老化が進むと医療は。。。。。

老人医療費の増加が問題視されているが・・・ 老化が進んでいくと、「薬が使えない」とか「薬が効かない」という事態になる。あまり知られていないことかもしれないが。つまり医師には治しようがない、ということだ。 「あちこち身体が衰えた老人には若い人…

認知症の人との同居は。。。。。

認知症の人の一人暮らしは無理だ。 それがわかっていても「まだ~できるからだいじょうぶ」と思いたい。親が認知症でも自宅に引き取るなり、親の家に引っ越すなり、決心するのは相当の覚悟がいる。 認知症でなかったら、老父母と同居するのはそこまでの覚悟…

今の少人数家族では在宅介護はできない。。。。。

「在宅介護が一番いい」と思えないのだが・・・ その理由は、「必要な、ふさわしい条件が整わない」ケースがほとんどだから。条件を満たしてないまま、しかたなく在宅介護していると「とても大変」で「過酷」だ。 住み慣れた家で、自分の家族や友人知人に世…

認知症介護に心の距離を。。。。。

心の距離を置くと、余裕が生まれるようだ。 認知症の介護には、介護する側のゆとりが必要だ。心に余裕がないと毎日、24時間365日、何年も何年もの介護を継続していくことはできない。数日しか持たない。 体力もなく、経済力もなく、介護技術もなく、気…

認知症も酔っ払いも。。。。。

認知症と酔っ払いは似ている。 飲酒が過ぎると、アルコールの作用で脳の活動が低下して、記憶力も判断力も極端に衰える。 歩こうとしても身体のバランスをとれずに転倒し、怒ってわめき散らす。 自分で転んだのに怒って大声で騒いでいるうちはまだまし。 家…

認知症の人は一人にできないが。。。。。

認知症の人を一人にしてはいけない。 必ず誰かが側にいてあげないと、一人では何もできない。何もできないと、不安感がつのり、ストレスが増大し、それにより脳細胞の自滅が進み、症状が激化する。 だが、そうは言っても、親一人子一人のような少人数の家で…

老人医療、何がおこるかわからない。。。。。

何がおこっても「老化」ですませるのが、老人医療? 高齢者が急病で入院すると、必ず「できるだけの処置はしますが、高齢ですので・・・」と「もしもの時」の覚悟をさせられる。体力も免疫力も弱っているから当然だ。 七月にうちのおばあちゃんが緊急手術を…

介護施設にいれるのはかわいそう?

介護施設にいれるのは「かわいそう」なのだろうか。 世間一般の目はそうかもしれない。年をとって住み慣れた家を出て、家族に世話をしてもらえず、遠慮しながら他人と一緒にきゅうくつな思いをして暮らすのは。 しかし、「タンスの引き出しを開け閉めするの…

見た目だけ若くても、老化は。。。。。

見た目だけの老化予防では元気ではいられない。 うちのおばあちゃんは発病前はとても若く見える人だった。脳梗塞と、それの後遺症のような認知症を発症する前、七十代前半の頃は、十歳以上は若く見られた。 化粧品とサプリメント、健康食品にお金を惜しまな…

老化、熱を下げることもできない。。。。。

老人には薬が効かないことが多い。 老人は加齢により免疫力が低下し、感染症にかかりやすい。発熱があると、医師は抗生剤や解熱剤を投与してくれるが、なかなか熱が下がらないことがある。 発熱した時に用いる解熱剤は、脳の体温調節中枢に働きかけ体温を下…

近所の大学の認知症講座。。。。。

普通の大学でも認知症の講座があるとは。 近所の大学生に聞いたのだが、「認知症の人とのコミュニケーション」という講座があり、一般にも公開されているらしい。一学期一万円ほど払えば受講できるように。 一般の人と学生が半々で、やはり多くは介護職の人…

オムツフィッター。。。。。

シューフィッターは知っていたが、オムツフィッターは・・・ 先日介護情報を検索していたら、偶然「オムツフィッター」にあたった。介護資格の一つで一級~三級などのランクもあり、排泄に関するアドバイスをしてくれるそうだ。 薬局やドラッグストアにそん…

認知症の人の一時帰宅は。。。。。

思いおこせば、一度しか一時帰宅をしていない。 おばあちゃんが老人マンションに入居してから五年が経過し、この秋で六年めになる。「家に帰りたい」といつも言っていた一年目は一時帰宅など考えられなかった。 「一時帰宅」のつもりで連れて行って、「もう…

認知症患者は目が離せないから。。。。。

一般の病院に認知症の患者が入院すると・・・かなり迷惑なことだろう。 病院としては「認知症はおことわり」と言いたいところだが、高齢者で認知症の出てない人の割合を考えるとそれは無理だ。認知症にならないほうが少数派だろう。 だから認知症の場合は「…

認知症で何もかもわからなくなったら。。。。。

「認知症で何もかもわからない状態になったら」ということをよく聞く。 親が認知症になってすぐにそれを思う。今はいろいろうるさく文句を言ってるけど、そのうちすぐに何もかもわからない状態になって、思いどおりに動かすことができると。 それまで少しの…

二十年後、友人が認知症になったら。。。。。

二十数年後、友人が認知症になったら・・・ 今は親の認知症で悩んでいても、二、三十年後には自分が後期高齢者となり、認知症のハイリスク世代となる。同年代の親しい友人が認知症になるかもしれない。 理由がよくわからないのだが、なぜか老人は認知症の老…