2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
認知症には暴言・暴力だけでなく暴走もある。 宮崎市駅前の暴走事故のニュースを見て、そう思った。認知症の異常行動として「暴言・暴力」に「暴走」を追加せねばならない。 昔は「暴走」と言えば「暴走族」で、若い人の他人の迷惑を考えもしない無鉄砲な運…
胃ろう問題は無視されていると思っていた、が・・ うちのおばあちゃん(84歳)が「胃ろうで寝たきり」になって、この秋で二年になる。脳梗塞の再発で入院し、胃ろうを付けて退院した。 終末期とみなされているが、栄養状態は良く、元気だ。 当時から今までず…
「摂食嚥下関連医療資源マップ」が公開された。 高齢者の嚥下機能低下の問題は「しかたないとして」無視されているように思う。「高齢だから」「認知症だから」という理由で。 そして、「食べられなくなったら終わり」とみなされ、いつの間にか「終末期」介…
「誰にでもできる」という思い込み、それが問題だ。 介護士が不足しているのと同じように、保育士も不足しているらしい。少子化で子供が減っているのに不足というのは妙な話だ。 子供が生まれるからといって専業主婦になることなく、出産後も仕事を続けるケ…
認知症でも周囲の支えがあればできる。 認知症になると、いろいろなことができなくなる。しかし、認知症になっても、周りの人の支えがあればできることは多くある。 今日見かけたテレビCMで気になった言葉がある。認知症サポーターを増やそうという目的の…
施設入所すると「家族の仕事」は面会だけだ。 正確には面会だけでなく、季節に応じて衣服などの「物資補給」や本人署名の代筆など「事務的処理」と金銭管理があるが、たまに。 介護の大変な部分をほとんど全部「施設スタッフ」に代わってもらっているので、…
肺炎球菌の予防接種は効くのだろうか。 最近、盛んに「肺炎予防のテレビコマーシャル」を見かける。俳優の西田さんが「肺炎は高齢者の死因の第三位」と言うと説得力がある。 補助金が出るのは対象になっている年だけ、今年を逃すと五年後になると思うと、老…
政治家と医師の共通点は「お金もうけ」がうまいことだ。 お金がないと政治家にも医師にもなれないから、当然と言えば当然で、二世議員が多く、世襲の医院も多いのはそういう理由だろう。 サラリーマン家庭の子が医大に進むこともあるにはあるが、輸入書など…
「お金もうけ」は資本主義社会の根本、基本だと思う。 しかし、それだけを重視した企業経営者ばかりだったら、今よりもずっと暮らしにくい社会になっていただろう。 夕方のニュース番組を見ていたら、学校給食を作っている業者の一人が取材に答えて次のよう…
「派遣」という働き方が増えている。 企業にとっては人件費の節約になり、人材にかける固定費を減らした分だけ増収がみこめるし、それを新規事業費にあてることもできる。 派遣社員は正社員と同じ仕事を安く提供してくれ、契約期間は短く企業の都合で正社員…
介護職員の中で男性はどこでも少数派だ。 介護というのは「力仕事」が多い。身体障害が重度になった人を介護するには腕力がいるので、男性の介護士がいると頼りになる。 しかし、どこの施設でも介護スタッフのほとんどが女性だ。「施設長」などの責任者を除…