認知症高齢者に予防接種は。。。
政治家と医師の共通点は「お金もうけ」がうまいことだ。
サラリーマン家庭の子が医大に進むこともあるにはあるが、輸入書などの高額な教科書代や実験代に驚く。金持ちしか医師になれない。
インフルエンザの季節が来たが、テレビなどの報道によると今年は予防注射代が数百円から千円ほど値上がりしているらしい。
うちのおばあちゃん(84歳、胃ろうで寝たきり)は施設に入居しているので、毎年インフルエンザの予防注射を受けている。
感染すると老人は重症化しやすく、肺炎で死亡するリスクもあるし、施設では集団感染という心配もある。
うちの家族も皆そろって受けていて、毎年一人当たり3千円から4千円の注射代だ。高いが、面会に行った家族が感染させてはいけない。
うちの親はもうすぐ85歳になるが、注射が効いているのか施設スタッフの努力のおかげか、かかっても肺炎にまで至ったことはない。
注射の効果については大いに疑問に思っている。
予防接種したら高齢者の死亡率が下がったというデータがあるらしいが、その人々の中に認知症の人は含まれているのだろうか?
普通の元気な老人のグループで調査したデータなら意味がない。
予防接種は弱めたウイルスを皮下注射で入れて抗体を作らせることが目的だが、老人は免疫力が劣化していて抗体ができないこともある。
元気な老人なら抗体ができるとしても、認知症を発症するほど老化が進んだ老人では同じようにはいかないだろう。素人の考えだろうか?
うちの親は今では感染症にかかっても微熱程度で高熱が出ないし、熱が出た時に解熱剤を飲ませても熱は下がらない。
脳の「熱を出したり下げたりする部分」が壊れているらしい。
老化の進行という理由だけでなく、何度も脳梗塞の発作が起きたことにより、あちこちで脳細胞が自滅したようだ。
認知症とは脳機能障害の一種で、脳の壊れた部分に応じて各自多様な不具合が生じる。免疫機能がまともに残っているとは限らない。
そのあたりのことを説明してくれる人はいるのだろうか。ただただ、高齢者には予防接種が必要だと連呼するだけでなくて。
医師会や製薬業界の「お金儲け」のために予防接種が必要なのではと疑う人もいるだろう。
政府や厚労省が純粋に老人のために決めたことだと思いたい。だが、関連業界の圧力で決まったことかもしれない。
元気な老人を除いて、認知症などで老化が進んだ老人には効果が薄いような気がする。そういう意見の医師はいないのだろうか。
<That's Ninchi Show 2 No.1044 >