これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

認知症の人の信頼を得るのは。。。。。

認知症の人の信頼を得るのは難しい。 たとえ親子でも信頼されるとは限らない。「これまでのこと」が思い出せないとなると、会うたびに「この人はいい人かな、悪い人かな」と疑うから。 今までどれほど親孝行したかということを思い出してもらえない。この何…

認知症介護のひとこと

一人では何もできない人も、側で助言する人がいればできることが多い。

認知症で別人のようになって。。。。。

認知症は人格崩壊があるという。 全く別人のようになると、それだけでも家族としてはつらい。「おばあちゃんはもうどこにもいない」という事実を認識させられるわけで。 いつの間にか消えた。きれいでやさしくて、ほがらかで上品で、器用で何でもうまくこな…

介護ストレスも考え方しだいで。。。。。

考え方を変えればストレスが軽減されるらしい。 認知症介護はある意味家族にとっては「苦役」だ。そのストレスは多くの場合が「嫌だけど介護しなければならない」という点に起因している。 義務感と責任感から「~しなければならない」と自らを追い込んで、…

認知症の親に悩まされた日々の記憶は。。。。。

過去は変えられないが過去の記憶は別のようだ。 「認知心理学」では、記憶(記憶された過去の情報)は柔軟に変化するとみなされているらしい。思い出し方によって変わってくるそうだ。 確かに過去の情報がしっかりと記憶に残るためには(残すためには)、何…

認知症介護のひとこと

「ちょっと待って」と言っても、認知症の人は待てない。

認知症介護のひとこと

認知症の人を一人にしてはいけない。

認知症に精神科の薬は。。。。。

認知症に精神科の薬は効くのだろうか。 .認知症の人は普通ではない。少し話すと異常さがわかる。思いついた言葉をそのまま口にする。相手の気持ちも時間も場所も考えずに。 「普通ではない」という点では精神病の人や精神障害、「ADHD」やアスペルガー、自閉…

認知症介護のひとこと

認知症の最大の敵は不安感、最大のみかたは安心感だ。

支援もなく「たった一人の介護」では。。。。。

地域の支援というが、家族の中でも支援がないことも。 認知症の介護は慣れていない一般人にとっては「苦役」としか言えない。多くの人が職業にしているのを思えば「おおげさだ」と思うかもしれない。 が、何の準備もないまま突然「認知症家族」になり、認知…

介護ストレスで耳鳴りが。。。。。

耳鳴りも「老化とストレス」が原因の一つらしい。 耳鳴りを訴える人の多く(八割)が難聴で、40代以上から加齢による難聴が増えることから、老化が耳鳴りの原因の一つと考えられている。 加齢によって難聴が起こると、脳は「足らない音を作って補う」らし…

認知症発症から振り返ってみると。。。。。

認知症の知識がなく、一年近く親の発病に気づかなかった。 親が認知症になるまで、全く認知症に関心がなく、何の知識もなかった。持病(心原性脳梗塞)と認知症とは関連が強いが、それも知らなかった。 心房細動から脳梗塞を起こしたら、その後に認知症を発…

ここがまちがい、認知症介護

「ここがまちがい、認知症介護」とだけは明らかだ。 何年も認知症のおばあちゃんとつきあっているが、「認知症とは」ときかれてもはっきりとは答えられない。何もわかっていないに等しい。 「脳のことはわからない。人それぞれだから」と言うほかはない。 こ…

一人暮らしで認知症になると。。。。。

一人暮らしの老人が増えているらしい。 うちのおばあちゃんも神戸の大地震の時におじいちゃんをなくし、それから十年間一人暮らしだった。息子や娘の家に移るのは本人が嫌がっていて。 どうしても神戸を離れたくないという。生まれ故郷だし、親戚や友人のほ…

介護保険証が来ない。。。。。

介護認定が遅すぎる。 うちのおばあちゃんは去年から寝たきりだ。認知症で胃ろうで、脳梗塞による半身マヒもあって要介護5になっている。介護度はこの上はない。 認知症は治らない。脳梗塞も再発を繰り返すだけで治るみこみがなく、今や終末期ケアになって…

認知症の基礎的知識がないと。。。。。

親が発病するまで認知症について何も知らなかった。 情報化社会と言われ、必要なもの以外の情報が嫌でも入ってくる毎日だが、親が認知症になるまで全く認知症も介護保険制度も知らずにいた。 認知症について何の予備知識もなかったことで発病後にどれだけ苦…

老人ホームの在宅診療の請求が。。。。。

訪問診療費、改定で安くなっている。 五月分の訪問診療の請求書が届いた。四月に訪問診療報酬が改定(部分値下げ)されたが、それがどう反映されたか気になっていたところだ。 一ヶ月に二回、定期的な往診があるのだが、この月は往診日ごとに診療費が違う。…

介護、できないことを押しつけられたら。。。。。

脳のことは現代科学でも解明されていない。 脳のことがわかっていないなら、当然ながら認知症のことも実は誰もよくわかってはいない。認知症は脳細胞の自滅による脳機能障害だというが。 脳の表面は部分別にどういう働きを担当しているかがわかっているが、…

できない人はできない。。。。。。。

できない人はできない、介護だって同じだ。 子育ては誰でもできる、だから同じように老人介護だって誰でもできる、そんな風に考えている人が多いように思う。親の世話ぐらいは誰でも、と。 それが世間一般の考えだ。認知症を見たことがなかったら普通はそう…

認知症は病気ではない。

認知症という病名の病気はない。 「認知症は病気です。お医者さんに行きましょう」という政府広告がある。それを見れば、認知症という病気があるような気がしてくるのだが。 実際、認知症というのは「認知機能障害」という脳機能障害の症状のことで、その症…

認知症介護は持続性が。。。。。

認知症の介護は、とてつもないストレスがかかる。 世間一般での認知症の理解は、「記憶障害がおき、そのためにできないことが増えてくる」病気という程度だろう。それだけなら介護は難しくない。 妄想や徘徊などの異常行動は知られているが、そのレベル(具…

介護は裁判員の辞退理由になるかというと。。。。。

認知症介護は裁判員の辞退理由になるかというと・・ 在宅介護で、それも自宅介護(同居して介護)という限定された場合しか辞退できないようだ。家族の中でも「主として」介護している人という条件も。 裁判員制度が始まったころ、大阪府は裁判員にあたる確…

介護施設は重度の人が多い。。。。。。

施設には重度の人が多い。 うちのおばあちゃん(83歳、要介護5、胃ろう)が「施設もどきの住宅」から「施設」に転居して、二ヶ月近くなる。何事もなく「元気に」過ごしている。 「元気に」といっても、寝たきりなので「しゃべる」とか「動くほうの手を使…

介護施設に転居して笑顔が。。。。。

施設に引越して結果がよかったが、違いは・・・・・? うちのおばあちゃん(83歳、要介護5、胃ろう)を「施設もどきの住宅」からほんとうの「施設」に転居させて、もうすぐ二ヶ月になる。 特養(介護老人福祉施設)ではない。一般の有料老人ホームだが、…

認知症の介護には正解はない。。。。。

認知症の介護には「これだ」という正解がない。 限られた場合のみの正解はあるが、どんな例にもあてはまるものはない。解の公式もないから、他人の解答例(介護の実例)を覚えても使えない。 認知症の介護はマニュアル通りにはいかないことが多く、経験者に…

寝たきりでも、めまいが。。。。。

めまいで起き上がれないことがある。老人には。 めまいには数種類あるという記事(日経新聞夕刊、2014・6・5 )を見ていて思った、うちのおばあちゃんはいくつもいくつもあてはまるのでは・・と。 あてはまるのは簡単にまとめると次の三種だ。 1.メ…

大阪にサ高住が多いのは。。。。。

大阪に「サ高住」が多い理由はというと・・・ 高齢者人口は東京が一位(280万人)、大阪は二位(200万人)だが、サービス付き高齢者住宅(サ高住)の数は大阪が一位だそうだ。 大阪府でこの三年間で登録された件数は東京都の1.7倍だとか。 2014…

狭いとトイレ介助しにくいのだが。。。。。

トイレの広さ、老人にとっては重要だが一般には重視されない。 うちのおばあちゃん(83歳、要介護5)は「サ高住=サービス付き高齢者住宅」から、「特養」ではない一般の老人ホームに転居したばかりだ。 個室の広さは25㎡から15㎡と、五分の三になっ…

寝たきりで動けないと、床ずれが。。。。。

動かなくなった手足には特別なケアがいる。 うちのおばあちゃんは寝たきりだ。短い会話はできるが最近ほとんど何も言わなくなった。以前は文句ばかり、不満ばかり言っていたのに。 話すことのほとんどが「身体のどこかが痛い、おかしい」ということだった。 …

認知症のことは誰もわかっていない。。。。。

誰も認知症のことはわかっていない。 脳細胞が自滅して、それにより脳機能障害が起き、「普通のことができない」で「普通はやらない」ことまでしてしまう、それが認知症だ。 脳障害というのは単なる機能低下(マイナス)や機能しなくなること(ゼロ)だけで…