これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

胃ろう、水代が案外高くて。。。

暑くなると充分な水分補給が必要だ。 一般家庭でも夏は飲み物代(ペットボトル飲料など)が増えるのだが、うちのおばあちゃん(84歳、胃ろうで寝たきり)の場合も同じ。 胃ろうの栄養剤に含まれる水分だけでは全然足らないので、製薬会社からゼリー状にな…

認知症の人の「できない」には。。。。

「できない」という思い込みは危険だ。 認知症は病気の進行に伴って「できないことが増える」のだが、それには「永久にできない」のと、「一時的にできない」のとがある。 一度「できないこと」になっても「ある日突然できる」場合がある。 筋力が衰えてしま…

うちの親は不穏ではない。。。

うちの親が「不穏」だとは思わない。 「不穏」というのは一般的には日常的に頻繁に使われる言葉ではない。何か悪い状況が起きそうな、そういうマイナスイメージがある。 しかし、介護や医療関係者の間では「不穏」という言葉が日常的に頻繁に使われているら…

認知症介護の苦労で得たものは。。。

苦労しても、得たものが大きいなら報われる。 若い時に苦労した人ほど、人間的に成長できて各分野で活躍する人になれると言われている。若い時の苦労は「こやし」ということだ。 親が認知症になって、一言では表現できないほどの苦労があった。認知症の親を…

認知症の人も笑顔、家族も笑顔は。。。

「認知症の人のために」を選ぶと、家族の負担は増える。 認知症の人への接し方、適切な対応法などが、テレビで紹介されることが最近特に多くなった。世間一般も関心を持ってきたようだ。 先日見ていた認知症特集でも、「適切な対応があれば、妄想、徘徊、暴…

認知症の在宅介護、140万人。。。。

認知症の(自宅での)在宅介護は140万人だそうだ。 昨日、テレビの認知症特集番組で言っていた数字だが、その出所と統計方法は明らかにされなかったと思う。「推定」なのかもしれない。 平成22年の厚労省のデータのようだ。 番組では、多くの「認知症の…

寝たきりにしないために、胃ろうを。。。

寝たきりにしないために、胃ろうを付けるという手もある。 うちのおばあちゃん(84歳、胃ろうで寝たきり)のように、脳梗塞や感染症を患って入院が長引いて「寝たきり」になる例は多い。 「胃ろう」や「寝たきり」にならずに退院させてほしいが、そういう…

胃ろうで寝たきりの親に会いに行って。。。。

会いに行っても眠ってばかりだ。 昨日は北大阪地方も今年一番の暑さ(34~35度)だった。その暑さの中、おばあちゃん(84歳、胃ろうで寝たきり)の施設に様子を見に行った。 会いに行っても、いつも眠ってばかりで目も開けないことが多く、「会いに行…

「たった一人の在宅介護」は無理。。。。

また「介護殺人」事件があった。 71歳の息子による「老老介護」で、自宅での「たった一人の在宅介護」、これでは、かなり介護能力のある人でも継続は難しいだろう。 認知症の介護は条件的に恵まれていても難しいものだ。介護できる家族が複数いても、経済…

認知症は治療できるのだろうか。。。。。

「いい先生で、よくなった例」だけを見せるのはどうかと思う。 きのう夕食を作りながらテレビを見ていたら、また認知症関係の特集があり「認知症の人を介護する家族の苦しみ」に焦点をおいて、実例を紹介していた。 家族を苦しめるのは、記憶や判断能力が低…

介護ストレスから自分を守るには。。。。

ストレスに弱い人、強い人がいる。 その違いはどこにあるかを「原因のとらえ方」で見てみると、次のようになるらしい。要約すれば「自分への比重」「自分へのこだわり」になるだろう。 ストレスの原因は、本来、内的要因(自分)と外的要因(自分以外の他者…

ボケた姿を見られたくないかと。。。。。

「ボケた姿を見られたくないだろう」という配慮がある。 親が認知症になって、「周囲の人々の足が遠ざかるのはなぜだろう」と思うことがしばしばあった。うちの親は友人知人の多い人だったから、特に。 四十年も五十年も同じ場所に住んでいたから当然と言え…