これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「介護拒否はありますか」の答えは。。。。。

「介護拒否」はどれだけ知られているのだろう? 親が認知症になるまで知らなかった人も多いだろう。親が認知症になっても知らないという場合もある。全員が全員「介護拒否」があるとは限らないから。 わが家でもそうだ。さんざん「介護拒否」で悩んだものだ…

認知症の人にイライラするのは(2)。。。。。

認知症介護の「日常的イライラ」をどうしたらいいのだろう? 認知症の人に合わせていると、予定していたことが何もできない。自分の思うようにできない(予定が狂う)ことで、まずイライラする。 また、認知症の人と話をすると、会話が成立するレベルの人で…

認知症の人にイライラするのは。。。。。

認知症の在宅介護には「日常的なイライラ」がついてくる。 一つ一つは小さなつまらないイライラでも、数は多いし、認知症の人と一緒に暮らしている限り、延々と続いて途切れることはない。 親が認知症になって初めて、この日常的イライラ(ストレス)という…

介護は一人ではできない。。。。。

介護疲れによる殺人のニュースを聞くと「またか」と思う。 「何も殺さなくても、そこまでにならないように施設に入れるとかできなかったのか」と世間一般は不思議に思うことだろう。 育児疲れによる子殺しを聞いても同じだ。「殺さなくても、そこまで子供が…

認知症の親の肖像権は。。。。。

親が認知症になる前に聞いておけばよかったことが、また一つ。 認知症の人は「適切に判断できない状態」なので、いろいろな局面で家族が本人に代わって、是か非かを決定することになる。本人の意思を想像しながら。 しかし、認知症になるとは全然思ってなか…

介護ストレスに対抗するには。。。。。

認知症の母を連れてハワイへ、そんな人だっている。 先日テレビで「認知症の母を連れて沖縄旅行へ」という実例を見て、そんなことができる人もいるんだと驚いたものだが、まだ上には上がいるようで。 介護ブログを検索して偶然みかけたのだが、アルツハイマ…

認知症の介護拒否の解決法は。。。。。

ネットで多くの情報が流れていても、必要な情報はというと・・・ いらないものばかりで、ほんとうに必要なものはネット上からは得にくい。たくさんの介護日記を見ることができるが、自分に当てはまるものは一つもない。 多くの人がリアルな介護体験を公表し…

介護する側の家族の尊厳は。。。。。

人としての尊厳を重視すると言うが、介護する側の尊厳は? 認知症の人の尊厳を保ち、気持ちに配慮して介護することが大事だと言われている。徘徊防止のために鍵をかけて閉じ込めるなどは、もっての外だ。 閉じ込めたり、出かけようとするのを阻止したりせず…

認知症介護、表に出ない多くの声を。。。。。

声をあげない人がみんな満足しているわけではない。 介護施設の多くは「サービス向上のために、家族の意見を」期待していると思うが、介護施設に身内をあずけている家族が「それなら」と意見を言うだろうか。 気になることがあっても、少々のことなら言わな…

老人ホームから電話があると。。。。。

「終末期、施設の電話に身構える」という介護川柳があったが、 ついさっき、おばあちゃん(84歳、胃ろうで寝たきり)の老人ホームの担当者から電話があった。いつものことだが、携帯の発信元表示を見て身構える。 終末期となった今、もうこれ以上悪化する…

「認知症だから~できない」という考えが。。。。。

「認知症だから~できない」という考えが一般に根強い。 これまで数々の場面で「何か解決法を」求め、いろいろ考えた挙句、その言葉にさえぎられ、何も解決できなかったという苦い思い出がある。 たとえば、次のような例だ。 1.認知症だから、24時間の付…

親が認知症になって、手づかみで食べるのを。。。。。

国によっては「手づかみで食べる」のが普通で、当然という所もある。 日本ではそれを見かけることはほとんどない。手づかみはパンやお寿司、おにぎりなどに限られていて、ご飯やおかずを手で食べるということは皆無だ。 認知症が進んでお箸やスプーンが上手…

ケアマネージャーさんの転勤は。。。。。

ケアマネージャーさんを転勤させないでほしい。 介護という仕事は、本質的に生産性が低く「効率」が悪い。特に認知症介護は時間ばかりとられて結果が伴わないことが多い。 本人のペースに合わせて何もかも「ゆっくり進める」わけで、本人の気が向かない時は…

介護職の人の「余裕」が。。。。。

介護職の人は「明るく、楽しく、余裕で」介護している。 ほんとうは余裕がないのかもしれないが、余裕たっぷりに見える。当然と言えば当然だろう。自信なさそうな人には誰も安心してまかせられない。 親が認知症になるまで、全く介護と縁がなかったので介護…

認知症の介護は「演技力」で。。。。。

「できる人」と「できない人」の違いを考えてみた。 認知症の介護は誰にでもできるものではない。だが、実際に上手に介護できている人はたくさんいる。多くの成功例ブログがあるのだから。 「明るく楽しくゆるく(余裕を持って)介護する」という成功例に対し…

認知症の介護、明るく楽しくゆるーく。。。。。

ネットの介護ブログ、今はどれくらいあるのだろう? うちの親が認知症になった時(2008年)と比べたら、認知症患者数の増加に合わせて介護ブログも増えたはずだ。 検索すると「介護ブログ村、認知症ブログランキング」が出てきた。ずらっと並んでいると…