2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「突然、親が認知症になって」大変あわてた。 うちの親だけではないだろう。「突然」という例は。 しかし、あとから思えば実のところは「突然」ではない。 「突然」の一年ほど前から症状は出ていたのだが、家族が気づかなかっただけだ。ご近所の一部の人は気…
施設のエアコン、温度設定は誰に合わせているのだろう? うちの親(85歳、胃ろうで寝たきり)は一般の老人ホームに入居しているが、個室には六畳用程度のエアコンが付いている。 面会に行くたびに思うことだが、夏は冷房がきき過ぎて寒いし、冬は逆に暖房が…
また老人ホームで、それも高額ホームで問題が起きた。 職員が巡回で個室に様子を見に行ったら人工呼吸器が切れていて死亡していたということだが、これは事故なのだろうか。 機械の故障なら事故だが、事件という可能性もある。 「胃ろうで寝たきりの老人など…
家族がわからないし、言葉も出にくくなった。 うちの親(85歳、要介護4)が胃ろうを付けてから、早いものでもうすぐ三年になる。長生きできる人はできるんだ。 身体は元気だが、頭のほうはボケボケ。やはり寝てばかりいると認知症は進む。今年になってから…
今日も大阪は暑い。 朝ぐらいはエアコンなしでと七時から八時まで電源を切っていたら、室温30度で湿度80%、とても耐えられない。 大阪は梅雨明けからずっと休みのない猛暑で、35度前後が毎日だ。夜でも30度、最低気温は27度や28度だが、ごく短い時間だけ。 …
認知症の介護は家族にとって大きなストレスだ。 「介護が難しい」認知症の人を「頼りになる医師がいない」中、「周囲の人の理解や協力が得られない」状況で、家族が背負っている。 「なぜこのような症状が出ているか」わからないし、「どうすれば改善するの…
認知症の本人だけでなく、家族も常に不安だ。 本人の不安感を減少させることで、症状悪化は抑制できると言われている。不安感の除去こそが、何よりの薬だ。 それを担う立場の家族の心の状態が鍵になる。大きく影響する。 何の医学的知識もない家族が、突然「…
精神病は一般には「精神の病気」だと理解されている。 しかし、精神(=心)は「あるようでない」もので、事実として(認識として)は存在するが、「これだ」とは言えない。 どこにあるとも言えず、「見える化」はできない。 「自分の心」は確実にあると誰も…
精神病と精神障害は、どう違うのだろう。 世間では(一般常識としては)区別して使っているのだろうか。 精神病なら患者で、精神障害なら障害者となるのだろうか。 区別が曖昧で、医学知識のない者にとっては混同しやすい。 これと同じようなことが認知症で…
認知症の人にとって「周囲の力」という要素は大きい。 最近はカレンダーは「もらうものではなく、買うもの」らしい。以前は年末には余るほどもらっていたのだが。 この数年、もらえる数も少なくなり、写真のきれいなものもめったになく、ほんとうに地味で質…
薬局の請求書が届いた。桁が一つ少ない。 うちの親(85歳、胃ろうで寝たきり)の訪問診療の主治医が、胃ろうの栄養液を液体状のものにして点滴で落とすことにしたからだ。 身体的に変化があったわけではない。理由としては「今年度の改正で、可能になったか…