#その他の病気
寝起きの腰痛は老化だと医師に言われた。 寝返りが少ないから。 少ない理由は眠りが浅いから。 眠りが浅い理由は、いろいろ。 というわけで、治療法はない。 「老化」と言われたらそこでおしまいだ。 皮膚科医が乾燥肌を「老化です」と言うのと同じ。 年がら…
六十でも「五十肩」と言うらしい。 去年の四月十日、突然右手が上にあがらなくなった。 上げようとすると、肩まわり、首、背中まで痛い。 レントゲン検査では骨に異常はなく、いわゆる五十肩。 治療方法はないが、放置していても治るとか。 半年から一年で、…
ステロイド骨粗鬆症というのがある。 うちの親がストロイド糖尿病になったが、 ステロイドの副作用はそれだけではないようだ。 喘息の治療でステロイドは使われている。 普通は吸入ステロイド、重くなると経口ステロイド。 ステロイドは骨の量と質、双方とも…
老化で涙の量も減るらしい。 一週間ほど目の調子が悪く、三連休の前に眼科に行った。 毎年冬から春は目が充血しているが、今年はそれだけでない。 夕方になると目を開けていられないぐらいしんどい。 特にパソコンや携帯やテレビの画面、これがきつい。 夕方…
老人医療は分けて考えるべきだ。 何年か前から、75歳を境とした高齢者の医療保険が別に設けられている。後期高齢者医療保険だ。当時はいろいろと話題になったものだが。 75歳以上の高齢者は特に医療費がかかるから、分けておきたいのか、若い高齢者と別…
認知症の診断は専門医でないと難しい。 認知症はいくつも型があり、持病や精神疾患(老人性うつ病など)との関連もある。脳の画像診断や血流状態など検査データだけでは確定できない。 数値による診断に慣れてきた医師にはお手上げだ。検査データを参考に、…
暑かったらエアコンを入れる、のは普通の人。 認知症の人は「暑くてもそのまま」ということが多い。「エアコンの操作方法がわからなくなった」場合と、「暑いと感じない」場合とがある。 また、「家族の誰かがとっくにエアコンを稼動させているはず」とか「…
認知症という病名の病気はない。 「認知症は病気です。お医者さんに行きましょう」という政府広告がある。それを見れば、認知症という病気があるような気がしてくるのだが。 実際、認知症というのは「認知機能障害」という脳機能障害の症状のことで、その症…
めまいで起き上がれないことがある。老人には。 めまいには数種類あるという記事(日経新聞夕刊、2014・6・5 )を見ていて思った、うちのおばあちゃんはいくつもいくつもあてはまるのでは・・と。 あてはまるのは簡単にまとめると次の三種だ。 1.メ…
正月に親の面会にも行けないほどの風邪をひいた。 どうしてこんなに長びいたか、反省する点が多々ある。それをここで伝えるのは、人類の文化文明が伝えることにより発展してきたからだ。たとえ失敗例であっても。 始まりは先月の26日、咳が出始めたことだ…
「うつ病」でも老化が促進されるらしい。 オランダのアムステルダム自由大学で、うつ病を患ったことがある人と経験のない人を含めた2400人の血液を検査したそうだ。細胞レベルでの老化の加速を調べると、 うつ病だった人の“テロメア”は普通より短くなってい…
認知症の人は老化が早いらしい。 認知症の原因はいまだに明確ではないが、大まかに言えば「脳や血管の老化」であることは明白だ。糖尿病などの生活習慣病の患者がなりやすいことからも言える。 認知症について検索していたら次のようなことが出てきて「やは…
認知症を知ることは、人間を知ることだ。 脳が少しづつ壊れていく様子を見ていくと、脳の成り立ちがわかる。壊れた機械を分解してみて、「そうか、こうなってたんだ」とそのメカニズムがわかるのと同じだ。 親が認知症になって苦労ばかりで何も得ることはな…
老人医療費の増加が問題視されているが・・・ 老化が進んでいくと、「薬が使えない」とか「薬が効かない」という事態になる。あまり知られていないことかもしれないが。つまり医師には治しようがない、ということだ。 「あちこち身体が衰えた老人には若い人…
何がおこっても「老化」ですませるのが、老人医療? 高齢者が急病で入院すると、必ず「できるだけの処置はしますが、高齢ですので・・・」と「もしもの時」の覚悟をさせられる。体力も免疫力も弱っているから当然だ。 七月にうちのおばあちゃんが緊急手術を…
見た目だけの老化予防では元気ではいられない。 うちのおばあちゃんは発病前はとても若く見える人だった。脳梗塞と、それの後遺症のような認知症を発症する前、七十代前半の頃は、十歳以上は若く見られた。 化粧品とサプリメント、健康食品にお金を惜しまな…
認知症も生活習慣病と言われる日が来るらしい。 それほど増えているということだ。高血圧や糖尿病などと同じで、ありふれた病気になった。増加傾向にあるなら、同様に予防や予防方法の衆知が必要になる。 生活習慣病に対しては対策が進んできている。メタボ…
認知症によるバランス障害が笑顔を消した。 認知症は脳の壊れる部分によって現れる症状が違う。多種多様、個人それぞれで、一人として同じではない。もちろん共通部分(認知記憶障害)はあるが。 うちのおばあちゃんだけを見ていたら「認知症は笑えない」と…
「食べられない」のには二種類ある。 「摂食障害」と「嚥下障害」だ。言葉からは区別がつきにくい。嚥下ができないから食べられないのは、嚥下障害があるから摂食障害になっているということだろうか? 言葉からは摂食障害のグループの中に嚥下障害があるよ…
認知症かなと思ったら、「どうしたらいい?」となる。 これまでに経験がなく、身近に介護職の知人や認知症介護の経験者がいなかったら、「いったい誰に相談したら?」と、最初の一歩すら踏み出せないこともある。 最近は、地域包括センターという半官半民の…
「フリーズする脳」というのは何年も前から世間に知られていたようだ。 突然かたまるのは、認知症の老人だけではないらしい。若い人も思考停止になるとか。若い時から継続して脳トレが必要ということだろうか。 認知症の場合は、周りの人が気をつけて話しか…
年をとると耳管も気管もフタが壊れてくるのだろうか。 老人はだんだん聴力が衰える。その原因の一つに滲出性中耳炎があるが、中耳に炎症が起きていても老人だと痛みも熱も少ないために悪化するまで気がつかない。 知らないうちに炎症が進み、難聴になってい…
できなくなること(要介護1~3)の実例 ○ キャッシュカードを使ってお金をおろす。(暗証番号を記憶する) ○ においをかいで、腐ったものとまだ食べられるものとを区別する。 ○ 電話番号を見ながら電話をかける。 ○ かかってきた電話に出る。 ○ インターホ…
<That's Ninchi Show No.171 > 老人マンションでもゴミの問題があった。 おばあちゃんの老人マンションは、一階のゴミ捨て場は開放式になっている。普通のマンションのように独立密閉式なら、「ゴミの日」以外にも捨てられるが、そうはいかない。 休日に家…
<That's Ninchi Show No.167 > 数秒前に自分が言った言葉を覚えていない。 もともと老人は一方的にしゃべることが多い。言いたいことが頭の中から消えないうちに言ってしまわないと、何が言いたかったか、忘れて言えなくなるからだ。途中で話相手が何か言…
「これが認知症なんだ、80歳」 一人暮らし(要介護1)→ 老人マンション(要介護1、2、3)→ 要介護5 → 有料老人ホーム(要介護5) → 要介護4 → 老健 脳梗塞(2005年2月、2010年12月、2013年3月、7月) 遠距離介護(往復5時間) 胃…
<That's Ninchi Show No.127 > 病院から施設へ移る前に、本人の面接がある。 老健(介護老人保健施設)に入所申し込み書を送ってから二ヶ月、まったく連絡がない。入所はいつになるのか聞くべきかと思っていたころ、施設の相談員さんから電話があった。病…
<That's Ninchi Show No.124 > 認知症の発病後、介護保険は全然足らない。それ以前は余っていたのに。 発病時は要介護1、三年たった今は要介護3になった。もうすぐ次の認定がおりるが、要介護4になるかもしれない。そうなれば数千円の負担増だが、在宅…
記憶にない記憶がある 自分では記憶していると思っていないことも、実は脳の中には記憶されている。 自動的に保管された無意識の記憶とも言える。記憶とは不思議なものだ。 作家などの文筆業の人がしばしば言っているが、執筆中に「神が降りてきて文章を書い…
<That's Ninchi Show No.117 > 新聞を読み、テレビを見ていて、内容を覚えているうちは、認知症は軽い。 老人マンションに入居して一年ぐらいは、郵便受けに新聞が毎日届いていた。引越しの時に新聞はやめるつもりだった。が、おばあちゃんが五年という長…