これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

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施設と費用(再)

これが認知症なんだ (275) 差し入れ、追加

<That's Ninchi Show No.275 > 施設などの食事、どこまで融通がきくか、個別対応してくれるか、が問題だ。 施設に入居しても、食事の内容や量は、当然「個人別」に対応してくれると思うだろう。介護度や年齢、身体状況によって、一人一人食べられるものが…

これが認知症なんだ (274) いい施設 その3

<That's Ninchi Show No.274 > いい施設、いい介護、と言うけれど・・・ 介護保険制度は何年かごとに見直しされて修正(見方によれば改悪?)されているが、そのめざすところ、主な目的は公的な費用負担の削減のようだ。高齢化にともない増加し続けるのは…

これが認知症なんだ (273) いい施設の条件 その2

<That's Ninchi Show No.273 > いい施設の条件は何だろう。(つづき) 医療スタッフについては、勤務形態や勤務時間を聞いておくほうがいい。施設によってまちまちだから。ある特養(介護老人福祉施設)では、昼間は看護師さんが数人いるが、夜勤は通常ゼ…

これが認知症なんだ (272) いい施設の条件

<That's Ninchi Show No.272 > よい施設の条件は、何だろう。何を基準に選んだらいいのだろう。 介護は、結局は「ひと」だ。「ひと」の力で決まる。だが、個人の能力は限られていて、介護能力が優れていても、ときに失敗や思い違いもある。 それを何人かで…

これが認知症なんだ (260) 施設での看取り

<That's Ninchi Show No.260 > 施設での看取り、増えているのだろうか。 「最期は病院で」というのがあたり前だったが、今はそうではなく、自宅で、または施設でと、死に場所を選べるようになりつつある。施設から送られてくる請求明細にも「看取り加算」…

これが認知症なんだ (258) 車椅子

<That's Ninchi Show No.258 > 歩行が難しいと、病院や施設はどこも基本的に車椅子に乗せる。 安全で時間が短縮できるから、もっともなことだろう。足の弱った老人や、バランスのとりにくい認知症老人の移動に付き添うのは、時間もかかる上に、転倒の危険…

これが認知症なんだ (257) 空きの出る時期

<That's Ninchi Show No.257 > 暑いとき、寒いときというより、それを乗り越えた頃、ここが要注意。 老人は暑さ寒さに弱い。誰でも知っているように、猛暑の夏や厳寒の冬に体調をくずして逝ってしまうことが多い。だから、老人を介護している家族も施設の…

これが認知症なんだ (250) 施設の必要性

<That's Ninchi Show No.250 > 施設に入所するのは「かわいそう」なことなのだろうか。 施設に入所できるのは、わずかな人だけだ。費用の安い所は定員の何倍もの待機者がいる。それ以外は毎月約二十万から三十万円もかかり、一部の経済力のある人しか利用…

これが認知症なんだ (249) 施設の室温

<That's Ninchi Show No.249 > 施設や病院はいつも温度管理をきっちりしてあり、年中快適な室温だ。 誰に合わせて温度を決めているのだろう。年中いつも半袖の制服を着て働いているスタッフさんだろうか。忙しく働いていると、暑い。休みなく動きまわり、…

これが認知症なんだ (241) 入所の条件

<That's Ninchi Show No.241 > 施設によっては、意外な入所条件がある。 特養(介護老人福祉施設)に申し込むには、多くの場合、電話で施設の相談員さんと話して、予約をとり、指定された日時に施設に行く必要がある。郵送で申込できる所はほんのわずかだ…

これが認知症なんだ (227) 家族の会

<That's Ninchi Show No.227 > 施設には、「家族会」がある所もある。まるで学校の保護者会のように。 特養(介護老人福祉施設)の申込をして、費用の説明を受けたら、毎月「家族会費」という項目があった。千円ほどかかるが、家族会のいろんな活動によっ…

これが認知症なんだ (218) 大部屋

<That's Ninchi Show No.218 > 介護度が重度になると、個室でも大部屋でも同じかもしれない。 認知症が進んでくると、個室にこだわる意味がないように思える。自分でトイレに行けないで、完全にオムツに頼る場合はそうだろう。一日中、ベッドにいるわけで…

これが認知症なんだ (217) 大部屋

<That's Ninchi Show No.217 > 個室が中心になり、大部屋が減ると費用の問題が出てくる。 介護施設でも、新しくできたものは個室が中心になっているらしい。プライバシーの保持や、同室者に気兼ねすることがないように。大部屋がなく、個室しかないという…

これが認知症なんだ (216) おこす

<That's Ninchi Show No.216 > 認知症の発病から何年もたつと、寝てばかりいる。 することがないから(できることがなくなってしまって)寝てるのか、身体を起こしている状態がしんどくて寝ているのか、食事とトイレ以外は一日中寝てばかりいる。 昼間そう…

これが認知症なんだ (210) なじみ

<That's Ninchi Show No.210 > 大概の施設にはデイサービスが付属している。 施設入所を考えるとき、最初に費用、その次に来るのが、場所、つまり「なじみ」があるかどうかだ。老人はだいたいが保守的で、新しいことを嫌がるから。その点で、いつも通って…

これが認知症なんだ (201) 夜勤

<That's Ninchi Show No.201 > 施設の夜勤、「これだけの職員で!」と思ってしまった。 おばあちゃんの老健(介護老人保健施設)は入所者が150人で、そのうち40人が介護度4や5といった重度の老人だ。胃ろうや経鼻チューブなどの経管栄養の人が22…

これが認知症なんだ (200) 体操

<That's Ninchi Show No.200 > 施設では在宅と違って頻繁にリハビリできるかというと、そうでもない。 グループホームは見学したことがないから何も言えないが、特養(特別養護老人ホーム)と老健(介護老人保健施設)は、いくつかは実際に中の様子を見た…

これが認知症なんだ (199) おしめ交換

<That's Ninchi Show No.199 > 施設や病院では、定時にいっせいに「おしめ交換」となる。 だいたい4時間おきに、数人がかりで部屋ごとにいっせいに交換にかかる。個人個人に合わせてくれたらいいのだが、費用と効率のことを考えれば不可能だ。 自宅なら適…

これが認知症なんだ (197) 落語で笑えない

<That's Ninchi Show No.197 > 認知症老人には何の楽しみもない。軽いうちはそうでもないが。 おばあちゃんは発病してから、笑顔がほとんど見られなくなった。笑うときも、つられて笑うだけだ。漫才もコントも、むろん落語も、どこがおもしろいのかも理解…

これが認知症なんだ (184) こいのぼりの歌

<That's Ninchi Show No.184 > 祝日も施設の中はいつもと同じ。介護には一年中休みがない。 おばあちゃんは老健(介護老人保健施設)に入所してから、何回も脳梗塞や感染症が起き、最近は完全な「寝たきり」になっている。ずっと病院にいたほうがよかった…

これが認知症なんだ (182) 施設を選ぶ

<That's Ninchi Show No.182 > 施設を選べるか、というと難しい。 施設のほうが老人を選んでいるようにも思える。「ここしかない」となると条件がどうのと不服を言ってはいられない。そこに決めるだけだ。 介護については誰も準備などしていない。老人は自…

これが認知症なんだ (174) 介護拒否

<That's Ninchi Show No.174 > 入所相談で、「介護拒否がありますか」と聞かれたら、どうする? 特養(特別養護老人ホーム)の申込書は、市町村の入所指針に沿っていくつかの設問がある。記入式だったり、該当するものを選ぶという選択式だったりする。施…

これが認知症なんだ (173) 買い物

<That's Ninchi Show No.173 > 介護度が重くなるほど、買い物も重くなる。 老人マンションに入居したころは、おばあちゃんは紙パンツ(おむつ)をはいていなかった。自室のトイレまでの2~3m、それぐらいは一人で歩けていたから。 よって、買い物は朝食…

これが認知症なんだ (171) マンションのゴミ

<That's Ninchi Show No.171 > 老人マンションでもゴミの問題があった。 おばあちゃんの老人マンションは、一階のゴミ捨て場は開放式になっている。普通のマンションのように独立密閉式なら、「ゴミの日」以外にも捨てられるが、そうはいかない。 休日に家…

これが認知症なんだ (160) 食事介助

<That's Ninchi Show No.160 > 食事介助は思ったよりずっと大変だ。疲れる。 おばあちゃんはミキサー食をスプーンで自力で食べている。記録では全量、毎食きっちり食べているが、体重は増えず、あいかわらず検査で出た血中のたんぱく質量も少ない。 聞くと…

これが認知症なんだ (156) 入所申込書ふたたび

<That's Ninchi Show No.156 > 別の特養(特別養護老人ホーム)からも入所申込書の再記入の要請があった。市の入所指針の変更で、入所順位を再判定するそうだ。 ほとんど書くことは同じだ。どちらの施設もかわらない。評価項目の中で、施設独自の基準とい…

これが認知症なんだ (153) バザーに出した?

<That's Ninchi Show No.153 > おばあちゃんの衣類が足らない。入所のたびに追加購入してきたのに。 昨年入院したとき、普段着など不要な衣類は、二回目に入所した老健(介護老人保健施設)から、着払いで自宅まで送ってもらった。たった一人の家族は病身…

これが認知症なんだ (150) 施設の偏在

<That's Ninchi Show No.150 > 施設は地価の安い、郊外に多く立地している。老人の多い少ないに関係なく。 コストを考えれば都市部に少なく、山や田畑に囲まれたところに多くなるのは当然のことだろう。都市部でも、地価の高い中心地から離れた、ちょっと…

これが認知症なんだ (149) 特養の入所判定

<That's Ninchi Show No.149 > 入所申込書を書くときは、悩む。症状を軽めにするか、より強調するかを。 要介護5、これ以上はない。つまり、介護度6 や7 がないから、重度の人の全てを含む。この中には軽い人から重い人までいる。 同じ料金なら比較的介…

これが認知症なんだ (148) 特養の入所指針

<That's Ninchi Show No.148 > 県や市には「特別養護老人ホーム入所指針」というのがあるそうだ。 特養に申込書を送って、半年以上になる。その間、何の連絡もなかった。先日、突然特養から郵便が来た。入所の順番がもう回ってきたのかと思ったら、違った…