認知症も酔っ払いも。。。。。
認知症と酔っ払いは似ている。
飲酒が過ぎると、アルコールの作用で脳の活動が低下して、記憶力も判断力も極端に衰える。
歩こうとしても身体のバランスをとれずに転倒し、怒ってわめき散らす。
自分で転んだのに怒って大声で騒いでいるうちはまだまし。
家に帰ろうとしても道がわからず、寒さも感じず、そのうち意識障害が起き路上でもどこでも眠ってしまう。
ひどい場合は呼吸など生命活動の維持すらできなくなる。
脳が働いていないとこうなるらしい。
そういう酔っ払いを上手にあしらうことができる人は、きっと認知症の人の扱いもうまいだろう。
「言うことをきかない、ガマンができずにすぐ怒る」という共通点があるから。
毎晩泥酔して帰ってきて玄関で眠ってしまうような、困った酔っ払いオヤジを親に持つと何と不幸なことかと思うだろうが、
認知症の介護の練習にはなっている。
人生何一つムダなものはない。