これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

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老化、熱を下げることもできない。。。。。

老人には薬が効かないことが多い。
 
老人は加齢により免疫力が低下し、感染症にかかりやすい。発熱があると、医師は抗生剤や解熱剤を投与してくれるが、なかなか熱が下がらないことがある。
 
発熱した時に用いる解熱剤は、脳の体温調節中枢に働きかけ体温を下げようとするものだ。が、自律神経失調症など脳に不具合があると薬の効果は薄れるだろう。
 
脳の視床下部にある体温調節中枢が「血管を拡張」「発汗」という指令を出しても、その通りにならないなら、熱の放散はなく、体温を低下させることができない。
 
老人にも同じことが言える。認知症の老人は、うつ病自律神経失調症などになりやすい。また、外気温に応じて体温を上げ下げする機能は老化によって衰える。
 
医師にかかっても、熱が下がらず、弱っていくばかりでなかなか治らないと、この医師はヤブなのではと思ってしまう。ちゃんと治療しているのかと疑う。
 
「薬は投与してます。薬が効くはずなんですが・・・」と首をかしげるのを見ると、この先生でだいじょうぶなのか、老人を診たことがないのだろうかと思う。
 
老化により身体調節機能があちこちダメになった上に、認知症脳梗塞で脳細胞が壊れている場合、医学の教科書のようにはいかないのだろう。
 
高齢で認知症もあると、ささいな発熱も治療不能となり、肺炎など命にかかわる事態にもなる。感染症にかからないように細心の注意を払うことだけだ。