近所の大学の認知症講座。。。。。

普通の大学でも認知症の講座があるとは。

 

近所の大学生に聞いたのだが、「認知症の人とのコミュニケーション」という講座があり、一般にも公開されているらしい。一学期一万円ほど払えば受講できるように。

 

一般の人と学生が半々で、やはり多くは介護職の人が聞きにきているそうだ。担当の先生は学者は学者でも介護施設で数年働いていたとか、普通の学者ではない。

 

この大学は医療福祉系大学ではなく、文学部や経済学部のある普通の総合大学だ。受講している学生も教師や公務員、また一般企業に就職希望の人達らしい。

 

一般教養（今は全学部共通科目というのだろうか）として受講しているそうだ。ボランティアで介護施設に行ったことがきっかけという人もいるらしい。

 

教員免許の取得の要件として「学校ボランティア」と「介護施設ボランティア」があり、何週間か何日か行って単位をもらう。視野を広げるにはいい機会のようだ。

 

「で、いったい何を教えてもらったの？」と近所の学生に聞いてみたら、「これという方法」を教える講座ではないらしい。「みんなで考える、討論する場」だそうだ。

 

講座で学んだのは、「認知症の人の誰にでもあてはまる方法」はなく、その人その人、その時その時で、それぞれ違う最適な方法をとるべきだ、ということらしい。

 

やはり誰が考えても結論はそこに至る。納得。