「お節介士」さん、来てくれたらいいのに。。。。。
「お節介士養成講座」があるそうだ。
介護保険制度だけでは不十分で、家族がギリギリの所で耐えしのんでいる現状を見かねて、地域支援の手がわずかながら差し伸べられてきている。その一つだろう。
介護技術などなくていい、家族はそんな技術のない人がほとんどだから。ただ代わりに少しの時間、施設に様子を見に行ってくれたり、家で話相手をしてくれたら・・・
そういう「お節介」をしてくれる人がいたら、どんなに救われるだろう。24時間365日、休むことなく緊張の連続ではどんなに強い人であっても耐えられるわけがない。
家族が耐えられなくなった時、「介護保険外サービス」として、いろんな業者に依頼することもできるが、一時間3000円もかかる。それだけの余裕があればいいが。
交通費とお茶代程度は払える。家族が施設に見に行っても同じだけの出費はあるから。その上に食事代を払ってもいいから、代わりに見に行ってくれたらと思う。
見に行かないと心配だ。また施設や病院は家族が誰も来ていないとなると、手を抜くかもしれない。頻繁に見に行っているから大事にしてもらっているような気がする。
だから行かねばならない。が、行きたくない。固まって動かなくなった手足を見るのがつらい。誰でも最終的にはそうなる、そうなることは前からわかっていても。
サンタクロースは来なくていいから、お節介士さんには来てもらいたい、ぜひ。