これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

要介護5、胃ろうで寝たきりで、介護費用は。。。。。

介護度が重度になると費用の負担も重くなる。
 
当然ながら介護保険の自己負担分が増える。が、これは一割負担の場合はそう変わらない。将来的に三割負担になると差が大きくなり、ズシッとこたえるだろう。
 
介護の不安の中でも、費用面の不安はいつも消えない。認知症は個人差が激しいから、先例を参考にというわけにいかず、どうなるのか予測が難しいからだ。
 
進み方も余命も、ひとによって全然違う。だから、先日「胃ろうにしたけど、一年半で逝ってしまった」という話を聞いても特に驚きもしなかった。
 
そんなこともあるし、寝たきりで十年長生きすることもある。ひとそれぞれだから。
 
「ほとんど寝たきり、要介護3、ミキサー食(三食介助付き)」の時と比べて、費用負担はどうかというと、そんなには増えてはいない。
 
老人マンションに支払う食事代の三万から四万円のかわりに、訪問薬局に胃ろう栄養液の代金三万円ほどを払う。薬代は二千円ほど、以前とかわらない。
 
訪問歯科は四千円から五千円、訪問マッサージも五千円程度。増えたのは介護ベッドのレンタル代三千円ぐらいだろうか。訪問医療も以前とそうかわらない。
 
訪問診療の定額が六千円ちょっとで、血液検査などのある月は一万円ほどだ。急病で電話相談や往診を追加した場合はそれに上乗せされる。
 
結論として、寝たきりになっても費用負担はそんなに変化はない。ただし、うちのマンションは良心的で追加料金の請求がなく、これは例外的なのかもしれない。
 
家賃と共益費のほかに、サービス費三万五千円を払っている。が、これは入居者全員一律で払う。入居当時の要介護1で何でも自分でできた時から同額だ。
 
住宅型老人ホームや「サ高住」では、介護保険外サービス費として十万円近く払うことになるかもしれない。そうなると何年もとなると負担が大きいだろう。