突然始まって、また突然終わる。。
「あっけない」としか言えない。
21日の朝、うちの親(胃ろうで寝たきり)の施設から電話。
先月から入所している老健からだ。
緊急入院になるという連絡だった。
血糖値が異常に高く、施設の装置では計測できないという。
施設スタッフが隣接する病院に連れて行ってくれるそうだ。
急いで印鑑や保険証など入院の必要品を準備し、妹にも連絡した。
また入院、そしてまた施設を探すことになる。
退院して老健に入所してまだ一ヶ月あまりなのに。
双六やボードゲ-ムなら、また何個か後ろに戻った気分。
これまでも何度も緊急入院した。
その度に「高齢なので覚悟して下さい」と言われたが、
胃ろうで栄養状態がいいせいか何度も復活した。
「また同じことの繰り返しか」と思った。
身支度して出かけようとしていたら、また電話。
病院からだった。
「呼吸がとても弱く、止まりかけています」
その五分後、また電話。
「呼吸が止まりました。」
あっけないとしか言えない。
こんなに早いとは。
家族の誰も臨終に立ち会えなかった。
<That's Ninchi Show 2 No.1347>