ストレスには脳を休ませることで。。
ストレス対策として瞑想がある。
誰でも、どこでもできる。
お金がなくても、わずかな時間でもできる。
筋力がなくても、仲間がいなくてもできる。
心を無にして座っていればいいだけだ。
ところがそれが難しい。
何回もトライしてみたが、無理。
雑念を払うために「無」をめざすと、
頭の中に「無」という字が出てきて消えない。
深く息をすって、長く吐くといいというので、
それも試したが、だめ。
長さにこだわると、「無」になれない。
高野山のお坊さんが言うには、
普通に息をして、それを十まで数え、
十になるとまた一に戻って数える、
というのがいいらしい。
二十や三十と続けて数えるとそこに「こだわり」が、
雑念が生じるということだ。
「もっと長く、できれば百まで」というような、
達成願望のことだろうか。
リラックスしようとして瞑想していて、
「百まで」がんばっていたら無意味。
なるほど。
これだけでなく、百まで数えていたらよくないのは、
頭を使うからだと思う。
計算して脳を疲れさせて、リラックスはない。
心を無にするというのは、脳を休ませることだ。
現代人は脳を使い過ぎなのだろう。
「一から十まで」瞑想、試してみようと思う。
いつもの「無」という字は消えるだろうか?
<That's Ninchi Show 2 No.1381>