これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

老人でも障害者控除が。。

高齢になってからは身体障害者とは認められない。

うちの親のように認知症で胃ろうで寝たきりの老人は見た限りでは障害者だし、医学的にもそうだと思う。
誰が見ても障害者だろう。

手足を動かすことも、まともに話すこともできない。
だが、日本の福祉制度では老人は障害者ではない。
老人福祉と障害者福祉と明確に分けられているからだ。

老人は障害者向けの優遇措置の対象から除外されている。
除外しなかったら膨大な額の公金が使われるから、もっともだ。

しかし、税制上は違う。
最近になってやっと気づいたのだが、国税庁のサイトを見ると「障害者とは」の項目の最後に老人の障害者も含まれている。

障害者手帳がなくても、障害者と認定されていなくても、本人や扶養者が所得税の控除が受けられるらしい。

「障害者である親族を扶養している方が受けられる障害者控除額」として、27万円から75万円が定められているようだ。

ただし、市町村長等の認定が必要となる。
市役所に問い合わせてみよう。

<That's Ninchi Show 2  No.1342>

参考:国税庁サイトより
障害者とは、次に掲げるような心身に障害のある人です。
  • 〈イ〉精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある人(特別障害者となります。)
  • 〈ロ〉精神保健指定医などにより知的障害者と判定された人(重度の知的障害者と判定された人は特別障害者となります。)
  • 〈ハ〉精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている人(障害等級が1級と記載されている人は特別障害者となります。)
  • 〈ニ〉身体障害者手帳身体障害者として記載されている人(障害の程度が1級又は2級と記載されている人は特別障害者となります。)
  • 〈ホ〉戦傷病者手帳の交付を受けている人(障害の程度が恩給法に定める特別項症から第3項症までと記載されている人は特別障害者となります。)
  • 〈ヘ〉原子爆弾被爆者で厚生労働大臣の認定を受けている人(特別障害者となります。)
  • 〈ト〉いつも病床についていて、複雑な介護を受けなければならない人(特別障害者となります。)
  • 〈チ〉精神又は身体に障害のある65歳以上の人で、その障害の程度が〈イ〉、〈ロ〉又は〈ニ〉に掲げる人に準ずるものとして市町村長や福祉事務所長の認定を受けている人(〈イ〉、〈ロ〉又は〈ニ〉に掲げる人のうち特別障害者となる人に準ずるものとして市町村長等の認定を受けている人は特別障害者となります。)