認知症の親を病院におきたくない理由。。
認知症の親を長期入院させたくないのは・・・
うちの親(胃ろうで寝たきり)が入院して約三ヶ月になる。
今年は二度目の入院だ。
こんなに長くなるとは思わなかった。
昨日申し込みしてある特養に入所可能かどうか問い合わせしたら、長期療養型病院を勧められた。
親を病院に置いておきたくないという気持ちはわからないのだろう。
若い相談員さんだから。
病院は普通の人(意識の明確な人)または意識不明の人にはいいが、うちの親のような「少しだけ意識がある人」には向かない。
理由は次。
1.「認知症だから」と身体拘束される。
意識があるから、認知症ですぐに忘れるとしても「嫌だ」と思っている瞬間はある。
2.薬が多い。
病院だから何かにつけ薬を出す。
薬の副作用で起きた症状に対し、また別の薬を出す。
経営上診療費を稼ぐ必要もあるし、薬品会社との付き合いもあるのだろうけど、老人に多くの薬は毒だと思う。
3.検査が多い。
これも経営上の理由が一つだと思う。
また、今の医療は検査データ中心だからかもしれない。
もう先の短い老人に毎日血液検査するのはやめてほしい。
意識があるから痛みはある。
脳がおかしくなっているから、注射針の傷みが何倍にも感じられている可能性だってある。
誰も脳の中のことはわからない。
4.病院には介護がない。
病院では「ほったらかし」で、オムツ交換も部屋ごとに一斉という所が何箇所もあった。
うちの親は入院するたびに床ずれができた。
また入院するたびに手足の関節が固まってしまった。
介護施設は個別対応ができている所も多い。
5.家族とのコミュニケーションが大幅に不足。
本人の様子を知りたくても、看護師は「医療情報だから医師に」と教えてはくれず、医師は多忙でなかなか面会ができない。
検査結果はどうだったのか、今どんな治療をしているのか、それらを家族は知りたくても知る方法がない。
介護施設ならいつでも様子を教えてくれるし、毎日の健康状態などを記した介護記録を見ることもできる。
以上、大まかではあるが病院が嫌な理由を説明したつもりだ。
親が認知症になっていない人にはわからないかもしれない。
<That's Ninchi Show 2 No.1381>
補足:あとになって「もう一つの理由」を思い出したので。
6.病院では家族でも面会制限がある。
面会時間が午後からという所が多く、不自由。
ただし、重傷者は例外。