これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

台風で停電・断水となって。。

停電と断水14時間で考えたこと。

<あってよかった>
1.LED懐中電灯(小型、軽量)
2.小型ラジオ(電池式)
3.ペットボトル飲料水(2箱、計24ℓ)
4.ウエットティッシュ(ボトル、アルコール除菌)
5.ラップ
6.使い捨てプラスチックスプーン
7.うちわ
8.小銭(百円、十円)たっぷり
9.テレフォンカード
10.電話番号メモ(家族・友人の携帯、電力会社など)
11.窓用補助錠
12.室温計(湿度計付)
13.アイスノンソフト(枕)
14.ひんやりジェルマット(45cm角、二枚)
15.乾電池(買い置き)
16.レジ袋(とって付ポリ袋)
17.ペットボトルの緑茶

<あったらよかった>
1.停電時の携帯電話用充電器
2.LEDランタン(電池式)
3.肌にやさしいウエットティッシュ
4.電池式蚊取り器、または虫除けスプレー
5.ひんやりジェルマット特大サイズ
6.長期保存可能クロワッサン(パネトーネ)やゼリー
7.お風呂の残り湯、そして水道水の汲み置き
8.耳栓

<あってよかった、その理由>

1.どこに行くにも懐中電灯が必要、小さくて首からヒモで下げれるタイプでないと疲れる。
2.携帯の電池が切れ、固定電話(停電モードは五時間のみ)も使えなくなると、情報を得られるのはラジオだけ。
3.飲み水がたっぷりある、それだけでも安心。
4.トイレ付近に一つ、リビングに一つ置いて手をふくのに使用。
(どこまで除菌できているのかな?だけど)

5.夕食はお皿にラップをしいて、洗い物なし。
6.停電で冷蔵品がいたむから、ヨーグルトを食べまくった。
コンビニでもらったスプーンで使い捨て。
7.エアコンが使えないと室温28度で湿度80%、団扇でしのぐ。

8.公衆電話をかける、また自動販売機で飲料を買うのに必要かなと探すと、以前用意していた小銭入れがあって安心した。
今回は出番なし。
9.探したらカードファイルにいくつも新品のテレフォンカード、近所の公衆電話で使った。二十年ぶりかな。

10.携帯の電池が切れると電話番号がわからない。
集合住宅の管理会社の電話番号はメモしてあった。
家族の携帯番号は覚えてなくて電話会社の請求書を探した。

11.エアコンが使えず窓を開けて寝るしかないから、人が侵入できない幅で開けて、窓用補助錠をがっちりしめた。

12.非常時は交感神経優位でアドレナリンが出まくっているせいか、疲れを感じないし、空腹感もない。
熱中症などの危険もあり、周りの温度や湿度を知るべきだと思った。
また、電気回復時に冷蔵庫内部温度を測るのにも使った。

13.就寝時、停電後十時間だが冷凍庫(アイスボックス)から出したアイスノン枕、けっこう冷たくて役に立った。
脇にはさんだり、首や頬を冷やしたり。

14.いつもはパソコン机の椅子座面で使っているジェルマット、エアコンなしの環境で手足を冷やすのに使えた。
起きてる時は触って手を冷やし、就寝時は足元に敷いて足を冷やす。
手足が一瞬でも冷たくなると、「涼しい」と勘違いする?
物理的には短時間で効果が消えるが、心理的な効果は大きかった。

15.「停電が長引いたらラジオや懐中電灯の電池もなくなる」という不安、たっぷりある乾電池を見ると消失。
16.トイレの水が出ないので「使用後ため続ける」のだが、便器に紙をためると断水解消時に一度に流すと詰まるかもしれない。
ポリ袋(取っ手付)をトイレに置いて、紙を捨てた。

17.水がないと歯磨きできない。緑茶でブクブクうがいして、ブラッシングしたらすっきり。カテキンで少しは除菌される?

<あったらよかった、その理由>

1.手回しラジオに携帯の充電装置があるので買っていなかった。
「さあ手回しラジオで充電」と思ったら、みつからない。
「ふだん使わない物は非常時に使えない」という教訓を得た。

2.懐中電灯では部屋全体が明るくはならない。
当日ラジオで「ペットボトルを使えばランタンの代わりになる」と言っていたので、試してはみた。まあまあ明るくなった。

大きい懐中電灯は二個あったのだが、一個は電池を入れても点灯せず。
ふだん持ち歩いている超小型LEDライトも同じく使えなかった。
開けて電池交換しようとしたら、電池の腋漏れ。
「ふだん使っていない物は非常時に使えない」ということで、
「非常用品は半年に一度ぐらいは点検が必要」という教訓も。

3.アルコールティッシュばかりで手をふいていて、手あれが不安。口元をふくのも同様。敏感肌用のぬれティッシュが必要。
4.台風が去っても強風だったので蚊は出ないはずと窓を開けていたが、夜には風がなくなって、次の日からの不安が出てきた。
電池式の蚊取りを買いに行かねばと思った。

5.緊張と不安と暑さ、いくつもストレスが重なって眠れない。
せめて特大ジェルマットがあれば暑さストレスが軽減され、もう少し眠れたかもしれない。
窓を開けていると騒音もあった。アパートの駐車場からのエンジン音で、停電開始時からずっと。
閉めると静かになるが、それでは熱中症になるかもしれず閉められない。そんなこんなで、三時間しか眠れなかった。

4時に目が覚め、眠れないでいると4時半に電気が復活。
いそいで冷蔵庫の温度を測ると、冷蔵は20度(元は10度)で冷凍は10度(元はマイナス10度)だった。
台所の室温は30度。
冷凍エダマメや冷凍食パンが解凍されて食べごろ、冷蔵に移した。

エアコンをつけて「さあ眠れる」と思ったら、上の住人がシャワー。
通電で断水が解消したので早速お風呂らしい。
横になっていたが、うるさくて朝まで眠れずだった。

6.いつも長期保存クロワッサンを買っているが、在庫の分の期限が九月五日だったので、四日の朝にしっかり食べて片付けた。
非常用食料が切れた時に非常時になってしまったわけだ。

電気と水道はダメでもガスはあって料理可能だったが、暑くて火を使う気にならない。懐中電灯だけでは暗いし。
そのまま食べられるクロワッサンがあったらよかったと思う。
ビスケットはあったが、のどを通りそうになかった。
かたいと疲れる、かむと暑いしお腹がすぐいっぱいになるから。

夕食は納豆2個、ヨーグルト2個、ちりめんじゃこ少量、キャベツスライス少量(サラダクラブの)となったが、食欲がないので砂をかむような思いだった。
もっと食べておけばもっと眠れたかもしれない。
「非常食には食欲がなくても食べれそうな物を」と思った。
これからはゼリータイプの物も冷蔵庫に入れておこう。

7.六月の大阪北部地震のあと二週間ぐらいは浴槽に水をためていたが、「もういいかな」とやめていた。
暑くなってシャワーだけになったこともあって。
地震の余震が減ってくると危機感も減る。
それがよくなかった。
いつも「必ず非常時になる」という危機感を持ち、備えを万全にしておけば、非常時のストレスを減らすことができる。

8.窓を開けて寝ようとしたが、外がうるさい。
駐車場のエンジン音と救急車や消防車のサイレン。
耳栓がないのでティッシュを丸めてつめたが、意味なし。



<That's Ninchi Show 2  No.1382>