救急依頼は夕方から増えるらしい。。
急に寒くなった。今年は冬が早い。
毎年思うのだが、雪国や南国と違って四季があるのが日本だったはずが近年はそうでもないような傾向にある。
冬と夏が長く、春や秋は近年は存在感が薄れ、あっという間に過ぎる。「ちょうどいい気候という時期」は驚くほど短い。
このような急激な気温の変化は老人にはこたえる。
インフルエンザも流行しだしたようで、これからは要注意だ。
ことに持病のある人には夏の暑さも冬の寒さも悪化要因となるから。
今年は特に夏が暑かったから、そのぶんだけ冬は寒くなるのだろう。
うちの親は脳梗塞の持病があるので毎年この時期には「冬を越せるのだろうか」という心配がある。
発作が起きた時にすぐに病院に搬送できればいいけど、遅れたらどうなるかわからない。
自宅に住んでいた頃はいつも「救急車がすぐに来てくれるだろうか」という不安があったが、今は介護施設にいるので安心だ。
何かあった時は施設の車で提携病院に連れて行ってくれるらしい。
施設の車は車椅子で乗れるから「ぐったりで、歩けない状態」でも問題はない。
高齢化が進むとともに、救急搬送の数も増える。
救急車を増やせばいいが、そう簡単にはいかない。
どこの地域でも「救急車がすぐには来ない」状況になるだろう。
救急隊員の人が言っていたのだが、季節に関係なく「夕方から夜にかけての救急依頼が多い」という現状だそうだ。
理由は朝から具合が悪くても「まだだいじょうぶだろう。様子を見よう」として、夕方になってしまうからだという。
「救急車が不足、救急医が不足」という状況になったならば、「様子を見る」というのは最悪の手かもしれない。
救急車はなかなか来ないし、受け入れ先の病院もなかなか決まらない。
ということも考えられる。
超高齢化時代は何事も早い者勝ち、そういうことだろうか。
<That's Ninchi Show 2 No.1330>