これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

FC2ブログに引っ越しました。週一回か二回は更新しています。

薬害で精神障害が。。

コレステロール降下剤で認知障害が出る?

副作用の報告例ではそういうこともあるそうだ。
コレステロール精神障害とは関連性があるらしい。

高齢者はとかく血中コレステロール値を気にするものだ。

コレステロール血栓の元、脳梗塞の予防には血中コレステロール値を下げておかねば」と思っていたが、

うちの親の例ではコレステロール値はあまり意味がなかった。

二回目の脳梗塞発作の数日前に主治医から「最新の血液検査結果」を教えられたのだが、

コレステロール値は正常だったからだ。
正常でも心臓で大きな血栓ができ、脳に運ばれてしまった。

医師は「全く問題ない。健康そのもの」と太鼓判を押していたのに、
結果としては数週間入院という大発作だった。

近頃は「コレステロールは下げなくてもいい」とする医師も中にはいるらしい。
「少数の遺伝的要因の人を除いて」ということだが。



コレステロールを下げすぎるとどうなるか。

高齢者に多くコレステロール降下剤が処方されているようだが、飲み忘れはともかく「飲み過ぎ」の場合はどうなるのだろう。

認知症発症前後の時期などは「飲んだが飲んでないかわからないから、飲んでおこう」と、だぶって服用することも多い。

スタチン系コレステロール降下剤の副作用は、
筋肉痛や筋肉のこわばり、貧血、血糖値上昇、白内障などで、

精神症状として抑うつ傾向、記憶障害や認知障害があるという。

その中には「運転中に意識がとぶ」というような一時的に意識消失した例もあるそうだ。

このような、薬害により精神障害が起きた人が「うつ病」や「認知症」と診断されることもあるらしい。

うつ病」などの精神障害は治療しにくいが、この場合はコレステロール降下剤の服用をやめれば治る。

この他に、睡眠導入剤精神安定剤などという精神科系の薬を処方されている高齢者も多い。

うちの親も「安定剤がないと眠れない」と言って、長い間服用していた。認知症を発症する前後数年のことだ。

それらの薬はどうなのだろうか。
認知症患者の中には「薬害認知症」も含まれているのだろうか。

高齢者の薬漬け、この問題を放置していてはいけないと思う。


<That's Ninchi Show 2 No.1303>