薬害で精神障害が。。
副作用の報告例ではそういうこともあるそうだ。
高齢者はとかく血中コレステロール値を気にするものだ。
うちの親の例ではコレステロール値はあまり意味がなかった。
二回目の脳梗塞発作の数日前に主治医から「最新の血液検査結果」を教えられたのだが、
コレステロール値は正常だったからだ。
正常でも心臓で大きな血栓ができ、脳に運ばれてしまった。
医師は「全く問題ない。健康そのもの」と太鼓判を押していたのに、
結果としては数週間入院という大発作だった。
近頃は「コレステロールは下げなくてもいい」とする医師も中にはいるらしい。
「少数の遺伝的要因の人を除いて」ということだが。
コレステロールを下げすぎるとどうなるか。
高齢者に多くコレステロール降下剤が処方されているようだが、飲み忘れはともかく「飲み過ぎ」の場合はどうなるのだろう。
認知症発症前後の時期などは「飲んだが飲んでないかわからないから、飲んでおこう」と、だぶって服用することも多い。
スタチン系コレステロール降下剤の副作用は、
筋肉痛や筋肉のこわばり、貧血、血糖値上昇、白内障などで、
その中には「運転中に意識がとぶ」というような一時的に意識消失した例もあるそうだ。
うちの親も「安定剤がないと眠れない」と言って、長い間服用していた。認知症を発症する前後数年のことだ。
それらの薬はどうなのだろうか。
高齢者の薬漬け、この問題を放置していてはいけないと思う。
<That's Ninchi Show 2 No.1303>