これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

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いつのまにか訪問薬局の費用が。。

訪問薬局にも居宅療養管理指導料というのがある。

在宅医療(訪問診療)で医師や歯科医師が、訪問看護で看護師がというのはわかりやすいが、薬剤師も同じ名目というのは意外だ。

うちの親は八年ほど訪問薬局さんのお世話になっているが、訪問診療の医師の指示で薬を届けてくれるだけで、

特に「指導」というのはなかったと思う。

薬の飲み残しがないかどうかはチェックしているらしいので、薬の「管理」ということでは名目と合致していると思う。

訪問薬局の費用は医療保険介護保険の両方から支払われる。
薬代や調剤料は医療保険、居宅療養管理指導料は介護保険だ。

先月末に届いた請求書では、居宅療養管理指導料は1056円。
一回につき352円なので、この月は三回の訪問だったようだ。

訪問診療は月ニ回だが、急病などで診療が三回になったり、
薬が変更されたりで三回の訪問になることがある。

介護保険の制度上は「一ヶ月に四回まで」となっている。
以前は「一ヶ月いくら」という定額だったと記憶しているのだが。

うちの親は八年前から訪問薬局を利用してきた。
当初は「一回いくら」ではなかったと思う。

うろ覚えだが、介護施設居住者で本人負担一割の場合で「一ヶ月六~七百円」ぐらいだった。「一回に付き三百円」ではなかった。

いつの頃からか、請求書に訪問回数を書く欄ができていた。

請求書をよく見もせず、それとは気づかずにいたが、知らないうちに訪問薬局の費用は高くなっていたようだ。

上限の四回分を請求されたら、二ヶ月分に相当する。

介護保険制度は「利用者のために」ではなく、「利用者以外の誰かのために」改正されるものなのだろうか。

うかうかしていると、費用が倍額になるかもしれない。



<That's Ninchi Show 2 No.1189>