胃ろうで寝たきり、障害者認定しても。。
「特別障害者手当て」という制度がある。
重度心身障害者に毎月補助金が給付され、医療費などが免除されるものだが、対象となる条件が厳しく設定され、制限されている。
たまに話す言葉だって普通ではないから精神障害と言えるし、知能テストをすれば知的障害だって明らかになるだろう。
素人目では(見た限りでは)「重度心身障害者」と言えるだろう。
しかし、うちの親のように高齢(85歳)では該当しない。
「老衰が原因」とみなされ、対象者から除外されるようだ。
かりに障害者認定してもらっても、何の意味もなさそうに思う。
脳梗塞によって寝たきりになった場合、対象となるのは65歳未満で、発作から半年以上経過して障害が固定化した人だそうだ。
その対象者にも制限がある。そのうち、所得が高い人や特養・老健の入所者、入院中の人は除外される。
以上、「医療福祉費支給制度(マル福)」を検索してわかったことだが、「高齢者は別枠」という前提の制度のようだ。
老人は寝たきりでも福祉費支給の対象にならないのなら、在宅介護する家族に何らかの支援があってもよさそうに思う。
家族による「無償の介護労働」があってあたり前というような社会と、今の介護制度に、疑問を持つ人々は多いはずだが。
<That's Ninchi Show 2 No.1159>