認知症だと三倍速で老化、4年後死亡率「83.2%」。。。
認知症の人は老化が速く、死亡率も高いらしい。
また聖マリアンナ医科大学名誉教授の長谷川先生(長谷川式スケールの考案者)の研究報告から、死亡率も高いことが知られている。
認知症の高齢者グループと、正常な高齢者グループとを五年間追跡調査して得られた結果だという。
首都圏で行われた調査らしいが、地方ではどうなのだろうか。
持病の有無、持病の種類、また認知症のタイプによっても結果は異なると思われるが、そこはどうなのだろう。
それだけでなく、それぞれのグループの人数や年齢、男女比などの詳細を知りたいと思う。それによっても違ってくるだろう。
「83.2%」という数字、これには驚いた。信じられない。
徘徊などによる事故死や、ストーブやガスコンロや仏壇などによる火災での死亡が多いことは知っている。
それらが死亡率を高める原因の一つだろう。
しかし、ここまで高いとは思わなかった。
うちの親は2007年頃に認知症を発症した(診断されたのは2008年)ので、もう8年は経過した。
今年は10年目、診断から数えたら9年目になる。
その間に何度も医師に「覚悟してください」と言われることがあったが、ここまで生き残れた。今年の誕生日で86歳だ。
前から思っていたが、うちの親は運がいい。「83.2%」のほうではなく、残りの「16.8%」になれたわけで。
もちろん認知症になってしまったことは不運だが、「運よく」ケアマネージャーさんを初めとして、介護スタッフには恵まれた。
それだからこそ長生きできているのだと思う。
<That's Ninchi Show 2 No.1123>