施設入居した親の家、水道管を守るのは。。。
この前の大寒波で九州で水道管が破裂している。
屋外にある水道管の中の水が凍結して膨張したからだという。
西日本など温暖な地域では屋外の水道管が多いらしい。
前日にテレビなどでは「タオル等を巻いて」と呼びかけていたが、
「今まで凍ったことがない」地域だから、「まあ、いいか」だろう。
そういう対策漏れの他に、昨今の「空き家が多い」という事情が加わって破裂が増えたと言われている。
寒波が来ると言えば、親の家の「水道管破裂予防」のために、古タオルを持って出かけていたものだ。
庭はないので、屋外の水道管はない。ただ、水道と連結した給湯器が屋外に設置されているので、これを守らねばならない。
今はその必要はなくなった。「借家人」が住んでいるので。
五年前、思い切って家を貸すことにしたのだが、なかなか借り手はみつからなかった。値下げしてやっと、今の借家人が入居したわけで。
大地震のあとに建てた家だが、「借家」としては築十年も築二十年も同じ、価値のない「古い物件」だとか。
駅から五分の一戸建てが「サ高住の家賃」よりも安い。
親の家を貸して、それで「サ高住の家賃」にあてるつもりだったが、
大きく計算が狂ってしまった。
それでも、空き家よりはマシだ。空き家にしていたら、今回の寒波でもまた神戸まで「古タオルを持って」行かねばならない。
貸すために親の家を片付けるのは大変だったが、今になってみると少しでも若いうちにすませておいてよかったと思う。
面倒だからと、あとまわしにしていたら片付けられなかった。
五年前だからできた、そう思っている。
<That's Ninchi Show 2 No.1094>