認知症介護を継続するには。。。
介護を継続させるには、「がんばらない」ことだ。
認知症の介護は簡単なものではないから、誰でも「がんばらないと、できない」のだが、それが継続を困難にしている原因だ。
「がんばると」交感神経が緊張する。
「がんばり続けると」一日中交感神経が緊張しっぱなしになる。
副交感神経の働く時が少なくなり、「自律神経の乱れ」から身体や精神面に不調が起きる。
「疲れているのに眠れない」という睡眠障害まで出てくると、もうそこは「介護うつ」との境界線だ。
そこから「介護放棄や虐待、介護殺人や自殺」という悲劇的結末に至るのは、特別な人だけではない。
誰でもそうなる危険性がある。
認知症の介護を軽く考えてはいけない。誰にでもできるものではないからこそ、がんばってはいけない。
「がんばらない介護」こそが唯一継続可能な方法だと思う。
<That's Ninchi Show 2 No.1080>