アルツハイマー新薬、イソプロテレノールは。。。
「イソプロテレノール」が脳細胞の減少を止めるらしい。
アルツハイマーの新薬ができる可能性が高くなってきた。イソプロテレノールという既存の薬にその効果があるという。
この薬は不整脈や喘息治療に使われているそうだ。
不整脈といっても何種類もある。脈が速い(回数が多い)とか、遅い(少ない)とか、それぞれ薬も違ってくるらしい。
イソプロテノールは徐脈(脈拍が少ない)の人の治療薬だそうだ。
ということは、これを使うと脈(拍動)が増えるわけだ。老人に使うとなると副作用に注意がいるし、使えない人も多いだろう。
心臓が弱っていて頻脈(脈拍が多い)になっている老人も多い。
当然そういう副作用が出ないよう、工夫されるだろうとは思う。
しかし、素人考えではあるが、相当難しいのでは?
この薬は喘息患者では入院治療を必要とするような呼吸困難(大発作)が起きた時に使うらしい。
心拍数が200を越えるほどになるそうだ。劇薬だ。
それをそのまま老人に使うというのは無理な話だろう。
誰にでも使えるような新薬ができるといいのだが。
<That's Ninchi Show 2 No.1074>
参考:日経電子版(2015・12・7)より