お歳暮がダブルで届いて。。。。。
昨日、二個目のお歳暮が届いた。同じ人から。
親の友人(八十代、一人暮らし)からだが、もう十日ほど前に「お歳暮」と書かれた有名百貨店の包みが届いているので、妙だ。おかしい。へん。
この人については、今年の夏から「何かおかしい。認知症かも」という気がしていた。お中元のお礼状の封筒に80円切手が二枚貼ってあったので。
その後も「何かへん」ということが続いた。「いつもと違うこと」の連続だ。
この人からのお歳暮は早い。いつもは11月末か12月初めに届く。それが、今年は二週間ほど遅れて届いた。(発注を忘れていたのだろうか?)
いつもはお正月に合わせて高級な昆布巻きのセットを贈ってくれるのだが、今年は普通のスープ缶詰のセットだった。(突然ケチになった?)
また、今年初めて、うちからのお歳暮に対するお礼の電話が来た。いつもは丁寧な封書のお礼状が届いていた。(書くのが面倒になった?)
「病気か、ケガでも」と気になってたずねたら、電話では「家族(娘さん一家)みんな元気でかわりなく過ごしています」と、声も話し方も普通だった。
お歳暮のリンゴは仏壇に供え、近所に住む娘さん一家にも分けたと、いつもお礼状に書かれているのと同じことを言っていた。(認知症ではない?)
その電話のあと、一週間ぐらいして一個目のお歳暮が届いたわけだ。
今月、うちは家族みんな「しつこい風邪」で食欲がなく、スープセットはとてもタイミングがよかったので、そのことをお礼状に書いて出した。
そのお礼状を見て、二個目のお歳暮を贈ってくれたのだろうか。いつも昆布巻きを贈っていたのを思い出して、追加で。
期待して包みを開けたら、昆布巻きではなく、佃煮のセットだった。
これはどう考えたらいいのだろう。「やはりボケた、認知症の始まり」、その可能性が高いのでは?
うちのおばあちゃんも同じようなことがあった。ダブルのお歳暮。
認知症だとわかる前のことだ。お歳暮の請求書の金額が二十万円、いくら親戚や友人が多いとはいえ、異常に高い。問い詰めてみたら・・
同じ人に、ラフランス(洋梨)と富士リンゴ、だぶって贈っていた。ラフランスは旬の時期が11月で、リンゴは12月だから、時間差がある。
その数週間で、ラフランスを贈ってあることを忘れてしまったようだ。
もらった人達は「何かへん」と思っていたのだろうか。それとも元来「気前のいい人」だったから特におかしいとも思わなかったのか、どうだろう。
高齢の親の一人暮らし、こういうことも気をつけねばならない。お中元まではまともにできていても、お歳暮は以前のようにはできないこともある。
ダブルでお歳暮が届いている家も少なくはないかもしれない。