認知症になるとケチになる、と言えるのかどうか。。。。。
今日、親の友人(八十代、一人暮らし)からのお歳暮が届いた。
この人のお歳暮はいつもなら11月末か12月初めに届く。今年は遅いので「いよいよボケたか。今年は来ないかも」と心配していた。
届いたので、ひとまず安心した。認知症ではなかったのだろう。
が、有名百貨店の包みは去年までと同じだが、内容が違う。いつもの高級昆布巻きのセットではなく、缶詰(スープ)のセット。
ランクが二段階ぐらい下がっている。突然ケチになったのだろうか。
お礼状に毎回「おせちが豪華になり、たすかります」と書いていたのだが、今回はこれは使えないから、何と書けばいいのか考えないと。
「突然ケチになる」と言えば、うちのおばあちゃんも同じだった。認知症の発病後は、発病前と比べたら全く別人というようにケチになった。
当時、おばあちゃんの一番小さい孫が大学に入学したのだが、入学祝いが五千円、その子の高校入学のお祝いは三万円だったのに。
とても気前のいい人だったので、これには驚いた。認知症になると、場合によって人格が変わる、別人になる。話には聞いていたが、その通りだった。
その後、おばあちゃんに「ひ孫」が誕生した。待望の初「ひ孫」だったが、そのお祝いも五千円だった。とても信じられないことに。
発病前、親戚に孫が生まれた時のお祝いに一万円出していたし、親戚の子のお年玉も一万円だった。よその子にそれだけ払っていたのに。
「認知症になるとケチになる」という例は他にあるのだろうか。