また予防注射の問診表を代理で。。。。。

施設から予防注射の問診表が郵送されてきた。

老人はインフルエンザの予防注射が１０００円になるが、ここの施設のある都市では申請すれば「市民税非課税の人」は無料になるらしい。

施設からのお手紙には、該当する方は接種予定日までに申請するように、と付け加えてあった。うちのおばあちゃんは年金が少ないので該当者だ。

神戸市にも同じような制度があったのだろうか。神戸に住んでいた時「施設もどきの住宅」からは全くお知らせがなかったので。

インフルエンザの予防注射は施設にいる場合は必ず受けねばならない。集団感染で施設閉鎖ということも多々あるからだ。

施設閉鎖となると、家族も施設の玄関までしか入れない。何週間も、本人の様子をそこで職員に聞き、差し入れや着替えを渡すだけになる。

また個人的にも受けるのが望ましい。高齢者の死亡の原因として肺炎が代表的だが、インフルエンザが重症化して肺炎になりやすいから。

この場合、「肺炎球菌の予防注射をしてあるから」安心というわけでは全くない。肺炎球菌は肺炎を起こす原因の一つに過ぎないからだ。

ウイルスでも、口の中にいつもいる普通の細菌（常在菌）でも肺炎の原因になる。高齢者の誤嚥性肺炎はそのつまらない細菌によるものらしい。

老化で唾液が減り、唾液による除菌力が衰え、歯磨きがきちんとできなくなった高齢者の口の中にはおそろしい数の細菌がいることだろう。

予防注射は気休め程度であてにせず、毎日の口腔ケアをかかさないことが肺炎予防には最も効果があるのかもしれない。