老健は「家族が洗濯する」のが基本で。。。。。

老健は洗濯をしてくれない、施設なのに。そこが不思議だ。

いつも思うが老健（介護老人保健施設）は「介護施設」なのに、病院と同様に洗濯をしてくれない、それが理解できない。

そこまでしていたら赤字になるとでも言うのだろうか。病院と同じく、家族が通って洗濯するか、業者に依頼するかになる。

老健はオムツ代が無料だから、他の介護施設に比べて安く過ごせる。が、洗濯代に月に五千円から一万円かかるとすると、それも帳消しになる。

家族が通える距離の老健に入所して、洗濯物を持ち帰るようにするのが一番安上がりだ。老健なら介護用品（車椅子、ベッド、エアマット）も無料。

個室や二人室だと１５万円ぐらいになる所もあるが、四人部屋なら要介護５でも１０万円で一ヶ月暮らせるだろう。他の病院での医療費は別として。

限度額認定があれば食費と住居費が軽減されるから、７～８万円ですむ。特養（介護老人福祉施設）と老健だけの特典だ。

今回うちのおばあちゃんが入所した所は有料老人ホームだが、ベッド等の介護用品は全部個人が用意することになっている。

（特養など介護ベッドだけは施設が提供してくれる、という所も多い。）

介護用品としては、車椅子などの他に、オムツや使い捨て手袋、おしりふき、口腔ケア用品、胃ろう用品の消毒薬など消耗品が多数ある。

いちいち家族が買って届けるのは面倒だから、オムツなど何点かは老人ホームが手配してくれて、代金は家賃などと一緒に請求されるらしい。

「施設介護」になるので介護ベッドのレンタルにも介護保険は使えない。一割負担が全額負担になるから、レンタル料金の負担も重くなる。

それまで市からもらっていたオムツ代の補助金もなくなる。介護度が重度の「在宅介護」の老人が対象だから、施設に入所すると対象外だ。

同じ介護施設でも、老健はオムツ代や車椅子代、使い捨て手袋やおしりふき等の消耗品代を払わないでいい。が、特養など老人ホームは違う。

「施設介護」というのは同じで、施設に支払う介護サービス費（介護保険の個人負担分）も同額でも、老健では無料で特養等では有料。

誰のため、何のための違いなのか、そこがよくわからない。