老人ホームへの引越しは名前ペンが。。。。。
施設入所は「名前ペン、白マーカー」が必要だ。
老人ホームへの引越しは、荷物をほどいて衣類をタンスの引き出しに入れておしまい、にはならなかった。老人マンションへの引越しとは違う点だ。
全部の衣類やタオル、シーツに記名しなければならない。妹と二人で手分けして書く。夕食の支度があるからと五時頃に妹が帰ってからは一人で。
今までは自室の洗濯機でヘルパーさんが洗濯し、浴室乾燥機で乾かしていたが、これからは施設で洗濯してもらうから「記名」は絶対に必要だ。
パイルの靴下は書きにくい。黒地の衣服(なぜか黒が多い)は織ネームや洗濯ラベルに書くしかない。ラベルがとれていると書く所がない。
白マーカーを持ってくるんだった、と後悔した。何で忘れていたのだろう。
あの時も入所の日は一人で遅くまで名前を書いていた。タンスの前で衣服に名前を書いては引き出しに入れていた。終わったのは八時頃だ。
前もって書いておけばいいのだが、その時も今回も突然入所が決まって余裕が全くなかったから。(「入所」はいつも突然だ。新設の施設以外は)
老健は洗濯をしてはくれないが、名前だけは書かせる。そこが不思議だ。
今回の引越しは洗濯用品、台所用品、お風呂用品、掃除用品や台所・掃除用洗剤類を捨てて来たので、物が少なく、早めに片付いた。
キッチンも浴室も洗濯機置き場もないから。トイレと洗面台だけのワンルームだ。収納がないのでトイレにオムツ、おしりふきを山積みにした。
洗面台が小さくて何も物が置けない。幅10cmほどの小さな棚があるだけで、ここに胃ろう用品は置けない。以前はミニキッチンに置いていたが。
マンションではクローゼットに入れていた布団袋、これをどこに置くのか悩む。テーブルに布団袋をのせてみた。食事をすることはないから。
ワンルームにして作りつけ収納を省くのはコストの問題だろう。使う人のことを無視している。病院の個室と同じ感覚で設計したのかもしれない。
病院や老健は布団もシーツも貸してくれるから、自室にストックをしまう必要はないのだけれど。隣近所に家族が住んでいるなら持ち帰るけど。
でっかい羽毛布団の袋がのったテーブルを見ながら、そう思った。