老人に長生きするなというかの増税。。。。。

老人マンションの請求書を見ると、増税分だけ値上げだ。

 

「医療費や家賃は消費税が元々かかっていないので安心、増税は無関係」と思っていたが、世の中はそんなに単純なものではないようだ。

 

四月になってお医者さんにかかった人は気がついているだろうが、いつもと全く同じ診療内容でも三月までより少し値上げされている。

 

医療費に消費税はつかないが、診療費そのものが「その分だけ」値上げされている。病院や診療所が仕入れる品物、電気代などに消費税がかかるという理由で。

 

病院が損をしないように、その分を診療費の値上げという形で補填したわけだ。政府にだまされたような気がする。医療費の膨張を抑制するという方針はどうなった？

 

老人マンションの家賃は確かに消費税は付いていない。が、毎月の家賃や共益費と同時に請求される「生活サービス料」には付いている。そこが値上げになった。

 

また来年も値上げになる。「消費税１０％」の定着に成功したなら、次は欧米なみの「２０％」にしようとするかもしれない。火の車の台所事情で可能性は高い。

 

わずかな年金収入と少しばかりの貯金と、息子や娘からのもっとわずかな仕送りとで暮らしている老人には値上げはこたえる。次から次へと値上げされるのは。

 

長い長いデフレ時にたてた老後計画に値上げはなかった。年金は減額されるのに支出は増額、老人の将来不安をどうしてくれる？