認知症介護のイライラを笑い話にできれば。。。。。
脳が壊れているから・・といっても
認知症の人の言うこと、すること、ことごとく「おかしい」し、耐えられない。脳が壊れているのだからガマンしなくてはいけない・・とはわかっている。が、耐えられない。
認知症の人は自分の声の音量調節も難しい。しゃべっていて突然大声になるのは脳のその部分が壊れているからだ。いつもいつも怒っているわけではない。
それがわかっていても「どなられている」のと状況は同じだから、耐えられない。
薬を「お薬カレンダー」にきっちりセットしてあげて、「食後に飲むように」と大きな字でメモを書いておいても、薬を飲んでいない。メモは見ていないし、見ても忘れている。
そのようなことが何度もあり、そのたびにイライラする。脳が壊れているから「できなくて当然」なのだが、それがわかっていても気持ちはおさまらない。
言っても言っても、どんなに言葉を選んでやさしく説明しても何も伝わらない。何も理解してもらえない。脳が壊れているからしかたがないとわかっていても、むなしい。
このイライラはどうすればいいかというと、誰かに聞いてもらうとすっきりする。数々の苦労は、話のネタ、ブログのネタだと思えばいいかもしれない。
当事者にとっては悪夢でも、部外者は違う。他人様が聞くと「おなかが痛くなるほど笑える」話もたくさんある。漫才のボケは創作、ウソものだが、こっちは本物だ。
ほんとうのリアルなボケに勝るものはない。