値上がりの四月、介護までも。。。。。

終の棲家と思っていたが、値上がりでは・・・

 

費用が払えなくて介護施設を退居するという例は多いらしい。うちのおばあちゃんも例外ではなさそうだ。年金は減るのに、医療・介護費用の負担は増えるのでは。

 

消費税増税に合わせて介護保険の報酬も改定され、四月からは値上げになる。訪問歯科診療など医療費もだ。「金持ちにやさしく、貧乏人につめたい」のが政治。

 

オムツ交換や入浴など、細かい介護費用の値上げも（積み上げて計算して）一か月分となると大きい。もともと介護保険の枠では不足していたのに、もっとだ。

 

在宅介護では多くの場合同じような状況になっているだろう。２４時間包括介護が普及していない現状で、介護サービスをアラカルト方式で積み上げて合算すると。

 

うちの老人マンションは五万円の値上げだそうだ。介護保険外のサービス費が増えるとは予測してはいたが、ここまで上がるとは思っていなかった。

 

十万円ほどかかる施設もある中で、うちのマンションは毎月三万数千円程度で抑えてくれていてたすかっていた。（保険外サービスは３０分で千円）

 

それがここになって毎月八万五千円もかかるとは。月に八万円ほどの年金収入しかないのに、保険外サービスだけでそれを超えるなんて。出て行くしかない。

 

出て行くところがあるだろうか。特養は待機者５２万人だとか、順番が来るより「あの世」に行くほうが先になるだろう。事実そうだった。もう一人のおばあちゃんは。

 

八十三歳という年齢からすれば順位は当然あとになる。九十歳前後の人でさえ何年も待たされているのだから。

 

資産のない認知症老人に終の棲家はないようだ。