認知症、車椅子と介護ベッドと。。。。。

介護度が重くなると、介護費用の負担も重くなる。

 

うちのおばあちゃんは今年の春までは要介護３だった。今は要介護５の寝たきりだ。春までは歩いていたが、初夏には移動は全面介助、車椅子まですら歩けない。

 

車椅子を購入し、次に介護用ベッドをレンタルした。中古を購入したほうが安いのだが、ケアマネージャーさんと相談して「とりあえずレンタル」となった。（２０００円／月）

 

寝たきりになり、このまま老人マンションでいけるかどうか不明だ。対応が困難になり、老人ホームなどの施設に移る必要が出るかもしれない。先が見えない。

 

施設には介護ベッドは大概付いているから、入所時に不要になる。購入してしまうと処分に困る。リサイクル業者にお金を払って引き取ってもらうことになる。

 

それまで使っていた普通ベッドをリサイクル業者に引き取ってもらうのに８０００円、予定外の出費だ。介護施設に入所していたらこの費用は発生しなかったはずだ。

 

一部の特養（介護老人福祉施設）ではベッドも含めて家具を全部持ち込みとなっているが、普通の所では介護ベッドやタンスは付いている。（車椅子は持ち込み）

 

施設では老健（介護老人保健施設）など車椅子を無料で貸してくれる所もあり、介護ベッドも車椅子も、寝たきりになった時に使うエアーマットも、個人負担なしですむ。

 

老人マンションは「施設のようで施設でない住宅」で、施設介護ではなく在宅介護だ。いつまでここにいられるかという不安もある。本人はここで逝くと言っているが。

 

どこまで来ても先が見えない。