年をとればモノを減らす。。
空き家が問題になっている。
近所を歩くと三軒ぐらいは空き家がある。
一つは家屋が撤去されて草ぼうぼうの庭だけ、
二つ目は古い家と伸び放題の植木の庭、
そして、家も庭もきれいだが雨戸が閉じっぱなしの家。
これらは全て南向きで、敷地面積も同じ、
たぶん宅地分譲された時期も同じだ。
元は少しも差がなかったはずだ。
おそらく空き家になった時間の長短の差だろう。
三番目の家は郵便受がテープで塞がれていて、
まだチラシなどが入れられていたようだ。
庭には椿が咲き、今は梅が香っている。
誰も見ていないのに。
家も庭もきれいなので、すぐにでも貸せる。
なぜ借家にしないのだろう。
このまま放置しておくと、二番目の家のようになり、
家がボロボロになって、一番目のように撤去される。
使えるものを使わない。
なんてもったいない。
貸せるに貸せないのかもしれない。
家の中の家財道具を処分するだけでいいが、
それがなかなか大変な仕事なわけで。
親の家を片づけたことがあるが、しんどかった。
なんでこんなに荷物があるのだろうと、
次から次へと出てくるモノをにらみながら思った。
年をとったらモノを減らす、
それが常識となればいいのに。
<That's Ninchi Show 2 No.1388>