特養入所の意外な準備品（２）。。

特養入所の準備品には意外な物もある。

「まぼろしの入所」となった特養では書類関係で健康診断書、それ以外には印鑑二本（施設預かり）と、ゴミ箱だ。

以前に親を老健二ヶ所に入所させたことがあるが、上記のものは一切必要とされなかった。

ゴミ箱は30ｃｍくらいの高さで、蓋の付いてない普通のタイプでいいらしい。普通にベッドサイドに置いて使うようだ。

準備品として「ゴミ箱」としか書かれてないので、オムツなどの汚れ物入れとして蓋付きのゴミ箱が必要なのかと思ったが。

老健では普通のゴミ箱ではなく「蓋付きの大きめの容器」を持参するように言われ、大きな蓋付きバケツを買って持って行った。

汚れた衣服などの洗濯物入れとして使っていた。

入所予定の特養では、そういう洗濯物入れの容器は必要ないという。

準備品は施設によって違うようだ。

もう一つ、うちの親（胃ろうで寝たきり）にとっては意外な準備品が、マグカップ（割れにくいもの）だった。

胃ろうなので飲み食いはできないから、マグカップは使わない。

念のため問い合わせると、それでも必要だと言う。

口腔ケア用品などをまとめておく、そのために使うらしい。

胃ろうになって何年も「飲む」ことも「うがいする」こともない。

使わないから、マグカップは一つも残ってなかった。

特養ではプラスチックのでいいと言うので、熱湯消毒ができる耐熱プラスチックのカップを買って用意した。

いつでも入所できるように全て準備したのだが、まぼろしの入所となり本当に残念だ。

＜That's Ninchi Show 2  No.1390＞