「胃ろうお断り」の言葉は。。
「胃ろう老人」の居場所はホントにない。
親が胃ろうになる前までなら、「ほんとうに少ない」と言うだろうが、
入所先を探してみての実感では「ないに等しい」となる。
今入所している施設を探すのにどれだけ苦労したことか。
うちの親が発症した頃(2008年)と比べて、施設数は増え、ネットでの情報量も何倍にもなっているのだが、
「胃ろう老人」の場合は少しも便利にはなっていない。
施設のサイトを見ても多くの場合「胃ろうでも受け入れ可能」とは示されていない。
いちいち電話で問い合わせする必要がある。
たまに「可能」という施設があったとしても「胃ろう枠」が提示されていないから、ここでも電話で問い合わせとなる。
問い合わせしてみると、だいたいが「胃ろうお断り」だとわかる。
お断りの言葉は以下のようなものだ。
1.胃ろうの方は入居できない施設になっております。
2.胃ろうの方は申し込みできません。
3.今年度は胃ろうの方はお断りしています。
4.今は医療措置が必要な入居者が多いので、胃ろうの方は難しいと思います。申し込みはできますが、順番がいつになるか・・・
5.新規の胃ろうの方はお断りしています。
注(「新規でない人」とは併設のデイサービス利用者だそうだ)
6.入居者の中で胃ろうになりそうな方が多数おられるので、胃ろうの方の申し込みは難しいと思います。
断られっぱなしでは気持ちがすまないので、理由をたずねた。
どこの施設も同じ、「看護師不足」だった。
<That's Ninchi Show 2 No.1326>