訪問診療、胃ろう加算という項目が。。
診療報酬は二年ごとに改定される。
老人の在宅医療に関しては、二年前に大きく変更された。うちの親が「サ高住」から今の施設に転居したのはそれが第一の理由だ。
施設や施設に準じた高齢者集合住宅などへの訪問診療については、今回も変更があったようだ。
訪問診療医からの請求書を見ると、内容明細と金額がそれまでと全然違うものになっている。
「在宅患者訪問診療料(同一建物居住者)」として228単位、これは以前と同じだが、そのあとに見慣れないものが。
「施設入居時等医学総合管理料1(難病等月2回以上・単一建物診療患者10人以上)」という項目で、2640単位。
もっと見慣れない項目も二つ追加されている。
「在宅成分栄養経管栄養法指導管理料」として、2500単位。
「在宅経管栄養法栄養管セット加算」として、2000単位。
追加されたのは胃ろうの項目だが、うちの親は二年以上前から胃ろうだが、これまではこれらを請求されたことはない。
診療費に含まれていて、無料だったのだろうか。
ただ、医師の勧めで五月から「胃ろう栄養液の変更」があったので、その関係かもしれない。
これまでは胃ろうの栄養液はゼリー状でチューブを注入するという方法だったのだが、五月からは液体状で点滴で落とすようになった。
チューブなら無料で、点滴なら有料。もしそうなら、おかしな算定方法だと思う。
以前からゼリー状の胃ろう栄養液は「食品」で、液体状なら「医薬品」とされているのも、納得できないと思っていたが。
今年度の改定で、うちの親の医療費は固定費として四千円ほど高くなり、毎月8524円となっている。
この固定費に、定期的な血液検査や胃ろうの部品交換などの処置代が加わると、年間にするといくらになるだろうか。
また計算のやり直しだ。
<That's Ninchi Show 2 No.1162>