肺炎球菌の予防接種、誰のため？。。。
もしかして、ワクチンが余っているのだろうか？
うちの親が入居している老人ホーム（特養ではない）から、「肺炎球菌ワクチン予防接種のご案内」が郵送されてきた。
先日、施設から「本来は7000円ですが、今なら自己負担2000円ですので」と接種を勧める電話があった。
その時は個人的に勧めているのかと思っていたが、「お知らせ」の文面を見ると、系列の施設全ての入居者を対象にしているようだ。
うちの施設の親会社は、老人ホームの他にサ高住やグループホームも経営している。文面から親会社の意向がぷんぷんにおってくる。
だいたい、もうすぐ期限（今年度末、3月31日）だという今頃になって「お知らせ」が届くというのがおかしい。
期限までに、施設でいっせいに接種するというのも妙だ。
肺炎予防という意味では、インフルエンザの流行期の前に接種すべきだろう。今はもう流行期に入っていて、ピーク時に近い。
「インフルエンザに罹患して、弱ったところに肺炎球菌が襲いかかり、肺炎になり、死亡」というのが、よくある例だろう。
これは何か上からの指示があったのでは？
ワクチンが余って困るという筋からの圧力か何か。
接種率を上げて日本人のデータをとりたいという筋も？
お役所はどうなのだろうか。一人当たり五千円の補助を出さずにすんだほうがいいのか、それとも？
うがった見方で、かんぐり過ぎなのかもしれないが、「今は接種に最適な時期ではない」から。
それだけは誰が考えても明らかだと思う。
誰のための予防接種なのだろう？
＜That's Ninchi Show 2 No.1098＞
＜補足＞ワクチンについて検索してみました。
名称： ニューモバックスＮＰ 単価： ４７３７円（一瓶、0.5ｍｌ、一人分 ）
規制区分：劇薬
注意事項：
一般に高齢者では、生理機能が低下しているので、接種に当たっては、
予診等を慎重に行い、被接種者の健康状態を十分に観察すること。
