ナースの休日、胃ろうの入所者は。。。。。
介護に土日や祭日はないのだが、看護師さんは休む。
うちのおばあちゃんの施設では、正規雇用の看護師さんの休みの日のために「派遣」の看護師さん数人を確保しているらしい。
施設に入居してすぐの日曜に面会に行った時のことだ。部屋をノックして入ると、ちょうど看護師さんが胃ろうの栄養液の注入に来てくれていた。
入居した日も日曜だったが、その時に看護師さんとは会って話をしている。同じ人かと思ったら違う。年のころや、やさしそうな感じが似ていたが。
その人の話では、勤務は何曜日と決まっているのではなく、うちの施設の専属でもないそうだ。他の施設もいくつか担当しているらしい。
胃ろうの人はうちのおばあちゃんを含めて三人だそうだ。この三人のためには毎日看護師さんに来てもらわねばならない。
介護施設に入居するにあたって「胃ろう枠」が存在する。パンフレットにもネットにも示されていないが。うちの施設では三人だったわけだ。
何年か前の改定で、介護職の人も研修を受ければ胃ろうケアを行えることになり、看護師さんがいなくても胃ろう老人の世話ができるはずだが。
現実として、少しも改善されていないのはどういうわけだろう。
企業(介護会社、福祉法人)が費用を惜しんで介護スタッフに研修を受けさせないのか、スタッフが忙しすぎて研修に行く余裕がないのか。
戦力として残ってくれない人に対して職業教育を施す、そんな企業はない。
すぐやめる人ばかりだとしたら、研修も何もない。教えるだけ時間のムダだと考えるだろう。長く働けるシステム(環境整備)が先、第一に必要だ。
こんな状況では胃ろう老人の問題もまだまだ解決しそうにない。