これも認知症なんだ<That's Ninchi Show 2>

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2025年の介護給付は20兆円。。。。。。

介護保険の自己負担の値上げが始まる。
 
「一律一割負担から、所得の高い人は二割負担へ」というもので、高齢者(約3000万人)の五人に一人が対象になるという。夫婦の年金収入で線引きするらしい。
 
2013年度の介護給付金は8兆7000億円だが、2025年には20兆円になると推測されている。団塊の世代後期高齢者となるからだ。
 
費用が倍以上にふくらむのなら、本人負担は二倍や三倍、それ以上になるのは当然のことだ。税収が増える見込みはなく(少子化で働き手は減るから)財源がない。
 
高齢者の医療費もすでに一律一割負担ではなくなっている。これから逐次値上げ、つまり本人負担の増加という方向で進んでいくだろう。
 
団塊の世代が年金受給者となった今、年金もこのレベルを保つのは難しい。不足分を将来世代への借金にするか、それとも年金の支給額を減らすか、どちらかだ。
 
若い世代の未来への希望を奪うような、重い負担は避けるべきだ。よって、年金の支給額は減額されていくだろう。
 
医療費や介護費の自己負担は増加し、年金は減額される。これは誰が考えても確実、他に方法がない。消費税の増税でも焼け石に水だ。不足するに決まっている。
 
今でも老人の暮らしは厳しい。ぎりぎりだったり、息子や娘からの仕送りを頼りに暮らしていることも多い。いっそう負担増が進むと生活できなくなる例が出てくる。
 
暮らしていけない場合、生活保護は受けられるのだろうか。生活保護費も年々増加していて、新規に受給させる余裕はないのではないか。
 
老人は長生きしてはいけない、長生きできない社会のようだ。若い人の迷惑にならないように、早く消えるのがいいということだろう。