高齢者はマイナンバーカードがあると便利かも。。
認知症の親のために、諸々の手続きを代行してきた。
たとえば施設への引越しに伴う銀行等への住所変更届け。
発病後の十年間で引越しは三回。
電話連絡だけでいいのもあったが、うるさい所もあった。
証券会社だの保険会社だの複数あった中で、
定かではないが、引越し先の住民票が必要な所が何件か。
その一つは定期預金で、マル優（昔あった老人優待）だから特別扱いだと言われたように記憶している。
委任状があれば代理人でも区役所や市役所で住民票がとれる。
ただ、いつも窓口は混雑していて半日がかりの仕事だった。
神戸や大阪といった都市圏では待たされるのは当然なのだろう。
昨日、今回は自分の住民票が必要となり近所のスーパーに「マイナンバーカード」を持って出かけた。
サービスカウンター横のマルチコピー機で手続き完了。
待ち時間なし、夕食の買い物のついでに住民票がとれた。
市役所までの交通費も節約できた。
もし親のマイナンバーカードを預かっていて、四桁のパスワードを記録していたら、代理請求も簡単にできそうだ。
市役所まで行かなくても、市内の最も近いコンビニでいい。
もう少し早ければよかったのに。
便利な時代になったものだ。
ただし、このマイナンバーカード（写真つき）の交付は「本人が役所の窓口で受け取る」システムだから、
認知症の老人には無理かもしれない。
十年前、まだらボケ状態の頃なら付き添いがいればできたかも。
「受け取りに行きたくない」と言われたらおしまいだけど。
やむを得ない事情があれば代理人交付もできるらしいが、
準備する書類がいくつもあって、また面倒。
＜That's Ninchi Show 2 No.1362＞
