黄疸で緊急入院
うちの親が緊急入院した。
金曜日(23日)夕方、施設の看護師さんから電話。
主治医が手配した病院に明日(土曜日)連れて行ってもらいたいと。
検査が目的だが、たぶん入院になるとのこと。
黄疸があるので訪問診療の先生に往診を頼み、血液検査したところ肝機能の数値が異常だったそうだ。
土曜日(24日)介護タクシーに載せて市内の総合病院へ。
移動中にタクシーの車内で車椅子から本人の身体が落ちそうになるので、後ろから支えるのに苦労した。どうも右へ右へと身体が傾く。
左半身マヒだから右へ傾くのか、どうか。
病院到着後、血液検査。肝機能の数値がどれも標準の十倍以上。
項目によっては基準値の二十倍にもなっている。
肺のレントゲン、お腹のCT、車椅子を押して検査室をまわる。
レントゲンは(立てないので)車椅子に座ったままで撮影。
椅子の背に撮影用の板をはさんで。
CTは検査担当者の人が足を持って、二人がかりで検査台に載せたのだがけっこう重くて疲れた。
「動かないように」と言っても認知症の人はきかないのだけれど、もともとほとんど動きのない人なので問題はない。
半身マヒで寝たきりになって四年半、この頃は「薄目を開ける」とか「足がぴくっと動く」とかいう程度。
検査結果はというと、胆嚢に小さい(1cm程度)の異物があり、胆石かもしれないがよくわからないとのこと。
この日はあいにく消化器専門医が休みで「詳しいことは月曜に」と言われ、黄疸の原因は不明のままとなった。
胆嚢炎で肝機能不全が起きている場合、血液検査で異常値を示すのだが、ここまで高い数値にはならないらしい。
何か別の原因があるかもしれないとのこと。
月曜にMRI検査をする予定。
即時入院となり、治療(抗生剤の点滴)が始まった。
胆嚢の炎症を抑えるという治療、対症療法だ。
退院は最低でも一週間だそうだ。
抗生剤の効果が出るのがそれぐらいだからとのこと。
<That's Ninchi Show 2 No.1340>